【阪神大学野球】天理大が大体大に逆転勝利で開幕3連勝 途中出場の小池が2点適時打

2024年04月13日 16:42

野球

【阪神大学野球】天理大が大体大に逆転勝利で開幕3連勝 途中出場の小池が2点適時打
途中出場で8回に勝ち越しの2点適時打を放った天理大・小池 Photo By スポニチ
 【阪神大学野球春季リーグ第2節1回戦   天理大10―3大阪体育大(8回コールド) ( 2024年4月13日    南港中央野球場 )】 ともに新監督を迎え開幕節を連勝した両大学のカード初戦で天理大が終盤に逆転劇を演じ、勝利ポイントを9に伸ばした。
 7回に天野航也(4年=報徳学園)の本塁打で3―3に追いつき迎えた8回。3四球で1死満塁となり打席に入ったのは途中出場の小池倖史郎(3年=箕島)だった。「まっすぐを待っていたら変化球で追い込まれてしまったので、何も考えず来たボールを打とうと思っていました」。カウント1―2からの4球目を逆らわずに逆方向のレフトに打ち返すと勝ち越しの2点適時打となった。

 昨年秋は外野手のベストナインに選ばれる活躍だったが、今年3月のオープン戦では絶不調にあえいでいた。開幕戦は守備固め、2戦目は代打でこの試合もベンチスタートだった。

 出番は突然やってきた。8回表の守備でレフトの藤田大吾(3年=立正大淞南)が打球を追ってフェンスにぶつかってしまった。担架で運ばれた同級生に代わり守備についた直後の攻撃でチャンスが巡ってきたのだった。

 三幣寛志監督は「小池の経験に期待をしていた。守備につかせた時に打席が回ってくることは考えていた」と、最高の結末を喜んだ。勝ち越し打で勢いづいた天理打線は攻撃の手を緩めず、イッキにコールド勝利に持ち込んだ。

 チームは開幕3連勝。三幣監督は「この勝ちは大きいと思う。いい粘り強さを見せてくれた」と、7連覇への視界が広がった手応えを感じ取った様子だった。

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