ソフトバンク・東浜「ずるずるいかずに踏みとどまれた」 7回1失点で今季初勝利

2024年04月13日 06:00

野球

ソフトバンク・東浜「ずるずるいかずに踏みとどまれた」 7回1失点で今季初勝利
<西・ソ>先発した東浜(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク2-1西武 ( 2024年4月12日    ベルーナD )】 ソフトバンク・東浜巨投手(33)が12日の西武戦で7回を2安打1失点に抑えて今季初勝利を挙げた。
 西武の開幕投手・今井との投げ合い。立ち上がりからキレのいい直球に加え、スライダーもさえ渡り6回までノーヒットに抑える快投だった。7回1死の場面で外崎に初安打となる左翼線二塁打を許し、2死一、二塁から佐藤龍に高めの148キロ直球を痛打され1点を先制された。

 しかし、そこで崩れることはなかった。なおも2死満塁のピンチを迎えるも、8番・古賀に対して3ボール1ストライクとカウントを悪くしながら、最後はスライダーで空振り三振。直後に味方が逆転して白星をつかみ取った。

 「いつかヒットは打たれるだろうと思っていたので、そこは何とも思ってなかったですが、ああいう展開だと1点は重い。高めにいったのは反省しないといけない。ずるずるいかずに踏みとどまれたのは良かった」

 小久保監督も「今日の勝因は満塁で抑えたこと。あそこで点が入ってたら簡単に終わっている。そこが全てです」と右腕の踏ん張りを称えた。前回3日のロッテ戦(ペイペイドーム)も7回4安打1失点の好投。経験豊富な右腕が頼もしい投球を続けている。

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