阪神・青柳 制球面を修正し7回無四球2失点 「ストライク先行でいける部分が多かった」

2024年04月13日 05:15

野球

阪神・青柳 制球面を修正し7回無四球2失点 「ストライク先行でいける部分が多かった」
<中・神>4回、打球を指す青柳(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神2-2中日 ( 2024年4月12日    バンテリンD )】 阪神・青柳は3度目で最長7回を2失点に抑えても今季初勝利に届かなかった。前回5日ヤクルト戦(神宮)では6四死球を与えた制球面を修正し、無四死球で88球を投げ抜いた。
 「先週は全然ストライクが入っていなかったけど、今日に関してはストライク先行でいける部分が多かったのでよかった。2本ヒットを打たれて、そこから失点してしまった。もう少し抑え方があったんじゃないかな」

 柳との投げ合いで序盤から安定感抜群だった。初回を打者3人で抑え、2回に迎えた中田との今季初対決ではカウント2―2から外角低めに123キロスライダーを決めて空振り三振に仕留めた。4回無死一、三塁では中田の三ゴロ併殺崩れの間に先制点を献上。7回に2点目を奪われた後、同点の援護で黒星は消えた。

 エース格の宿命か。開幕戦から3戦連続で開幕投手との投げ合い。順当なら次回19日も場所を甲子園に移して柳との再戦が見込まれる。エース対決を制した先に待望の白星が待っている。(杉原 瑠夏)

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