巨人 今季初のサヨナラ勝ちで5連勝! 中川打たれて逆転されるも延長12回に代打・大城卓三決めた!

2024年04月13日 18:13

野球

巨人 今季初のサヨナラ勝ちで5連勝! 中川打たれて逆転されるも延長12回に代打・大城卓三決めた!
<巨・広>12回、大城卓はサヨナラ打を放つ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2024年4月13日    東京D )】 巨人は昨季8勝17敗と苦手にした広島相手に延長戦の末、代打・大城卓三捕手(31)の一打で今季初のサヨナラ勝ちを収め、今季初の5連勝。2カード連続の勝ち越しを決め、今季初の貯金3とした。巨人の5連勝は原辰徳前監督時代の昨年6月に6連勝して以来10カ月ぶり。
 2―2で突入した延長12回だった。この回から登板した相手7番手右腕・中崎に対し、1死から主砲・岡本和が左翼への二塁打を放って出塁し、代走に重信。ここで湯浅の代打に出た大城卓が右中間を割る二塁打を放ち、今季から選手会長に就任した男の意地の一打でサヨナラ勝ちした。

 苦しい展開が続いた。

 2022年8月20日の阪神戦(東京D)以来602日ぶりの先発登板となった19年ドラフト1位右腕・堀田がピンチをつくりながらも踏ん張って4回4安打無失点。2番手左腕・井上も2回無安打無失点と好投して打線の援護を待った。

 すると、0―0のまま迎えた6回だった。今季初登板初先発となった広島の5年目右腕・森下から先頭の佐々木が中前打で出塁。続く門脇の初球に二盗に成功して無死二塁とチャンスを広げた。

 門脇は凡打に倒れて1死二塁となったが、ここで打席に入った主砲・岡本和が初球を叩いた打球は高々と舞い上がって…落ちて来ず。

 スタンドも両軍ナインもあっけに取られたが、天井からの懸垂物にはさまれてボールが落下しなかったため、球場特別ルールでエンタイトル二塁打となり、巨人が待望の先制点を奪った。新人・佐々木の二盗が生きた形となった。

 だが、1―0で迎えた7回、この回から登板した3番手左腕・中川が矢野と代打・上本に安打されて2死一、三塁のピンチ。続く左打者の野間に左越え2点適時二塁打を浴びて1―2と逆転を許した。

 この時点で2番手として好投した2019年ドラフト4位左腕の井上の2022年9月23日中日戦(バンテリンD)以来568日ぶりとなるプロ2勝目が消滅。中川は今季8試合目の登板で早くも3度目の救援失敗となっていた。

 それでも1―2で迎えた8回、この回から登板した相手3番手右腕・島内から先頭・佐々木、門脇、岡本和の3連打で2―2の同点。直後の9回を守護神・大勢が無失点で仕留めると、延長10回はドラフト1位右腕・西舘、同11回は船迫、同12回は高梨が無失点でつないでいた。

 大城卓のサヨナラ打は2018年6月10日の西武戦(東京D)以来6年ぶりプロ2度目。その時も代打だった。なお、高梨は今季3度目のマウンドで通算12勝目となる今季初勝利をマークしている。
 

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