ブレーブスのエース・ストライダーが右肘手術で今季絶望 昨季20勝右腕の穴を埋めるのは誰?

2024年04月14日 08:40

野球

ブレーブスのエース・ストライダーが右肘手術で今季絶望 昨季20勝右腕の穴を埋めるのは誰?
ブレーブスのストライダー(AP) Photo By AP
 ブレーブスは13日(日本時間14日)、エースのスペンサー・ストライダー投手(25)が前日12日(同13日)にテキサス州アーリントンでキース・マイスター医師による、右側副靱帯のインターナルブレース手術を受けたと発表した。今季は投げられず、世界一を目指すチームにとって大きな打撃になる。
 3月29日(同30日)にフィリーズ戦で開幕投手を務めたが、4月5日(同6日)のダイヤモンドバックス戦で4回5失点。異変が生じたのは明らかだったが、同投手は降板まで肘の異変を球団に伝えなかった。翌日のMRI検査で右肘の側副靱帯に損傷があることが判明。復帰の予定は明らかにされていないが、インターナルブレース手術は側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)よりも早期に復帰できると言われている。3月に同手術を受けたレッドソックスのルーカス・ジオリトは来季初めに復帰予定だ。

 ブレーブスにはローテーションの穴を埋める複数のオプションがある。ブライス・エルダーは3Aでシーズンをスタートさせたが、22年と23年の2シーズンはメジャーで40試合に先発、1試合のリリーフ登板で防御率3・66だった。今季3Aでも2試合、10回1/3を投げ防御率2・61。若手有望株ナンバー1のAJスミス・ショーバーは、昨季マイナーで15試合に先発し防御率2・76。メジャーデビューを果たし、6試合に登板(5試合に先発)して防御率4・26だった。サイヤング賞候補でもあったストライダーの穴を埋めるのは容易ではないが、若手有望株の躍動に期待がかかる。

おすすめテーマ

2024年04月14日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム