トヨタ自動車・加藤 2年目の「飛躍」が期待できる153キロ右腕 静岡大会の1勝が今季活躍のパスポート

2024年04月14日 19:52

野球

トヨタ自動車・加藤 2年目の「飛躍」が期待できる153キロ右腕 静岡大会の1勝が今季活躍のパスポート
2年目の躍進を期すトヨタ自動車・加藤泰靖 Photo By スポニチ
 トヨタ自動車・加藤泰靖がJABA静岡大会で公式戦初勝利。最速153キロ右腕が2年目の躍進期す
 2年目の躍進を期すトヨタ自動車・加藤泰靖投手(23)が、幸先良いスタートを切った。先日開催されたJABA静岡大会のJFE東日本戦で、先発して6回を投げ4安打1失点。公式戦初勝利をマークした。

 「ゾーンに強いボールを投げるという自分の長所は出せたと思います。ただ、ここ一番でのコントロールに課題が出たので、そこは今後のJABA大会、都市対抗本戦に向けて(課題を)つぶしていきたい」

 粘り強い投球が光った。5、6回はいずれも得点圏に走者を背負ったが、決定打は許さない。中盤以降は精度が上がってきた変化球もさえ、味方のリードを守り切った。

 上武大から昨年、入社した最速153キロ右腕。投手陣のハイレベルな競争に加え、自身も右肘の痛みに悩まされるなど、2大大会で登板することはできなかった。オフに入ってからは食生活だけではなく、睡眠の質も改善。体作りを一から見直したことが奏功し、3月の東海地区春季大会では早くも最速152キロをマークした。

 「去年は満足に投げることができずチームに何も貢献できなかった。ドラフトもありますが、まずはチームの主戦になることを目指して、恩返しをしたい。1年間頑張った中に、ドラフトがあると思います」

 ドラフト解禁イヤーになるとはいえ、加藤が最優先するのはチームの勝利。着実にレベルアップを遂げ、都市対抗2連覇を目指す。
 

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