大谷翔平 ナックル右腕から2打席連続四球も3打席目はバット破壊される 初回は今季2個目の二盗もマーク

2024年04月14日 13:18

野球

大谷翔平 ナックル右腕から2打席連続四球も3打席目はバット破壊される 初回は今季2個目の二盗もマーク
<ドジャース・パドレス>初回、二盗を決めるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャースーパドレス ( 2024年4月13日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠地・ロサンゼルスでのパドレス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席から2打席連続で四球を選び、連続試合出塁を13に伸ばしている。
 初回は1死走者なしの場面で第1打席を迎えた。ナックルを武器とするパドレスのメジャー2年目先発右腕マシュー・ウォルドロンに対し、無回転で大きく揺れるナックルなどを見極め、一度もバットを振ることなくストレートの四球を選んだ。2死後に4番のウィル・スミスの打席で今季2個目の盗塁となる二盗に成功。しかし、スミスが三ゴロに倒れて先制はならなかった。

 0-0で迎えた3回は先頭のムーキー・ベッツがチーム初安打を放ち、無死一塁で第2打席を迎えた。カウント1-2から2球連続でナックルが投じられたが、外角に外れるボールを冷静に見極めた。最後はフルカウントからの外角低めの速球を見逃し、第1打席に続いて再び四球を選んで好機を拡大した。しかし、後続が倒れて先制はならなかった。

 第3打席はベッツが先制の左前適時打を放ち、なおも2死二、三塁の好機で迎えた。この打席は内角を攻められ、初球の速球は内角に外れたが、2球目は内角に鋭く食い込むカットボールにバットを折られ、三邪飛に倒れて追加点は奪えなかった。

 前日12日の第1打席では松井氏に並ぶ通算175号を左中間席に放り込んだ。「(本塁)プレートからちょっと外れている難しい球。それを本塁打にできているのは基本的に良いスイング軌道」。松井が量産した引っ張った一発ではなく、大谷が「調子のバロメーター」とする逆方向への一発だった。

 5回には日米通算1000安打目の左翼線二塁打。7回のパドレス・松井裕樹との日本人対決でも右翼線二塁打を放ち、今季2度目の1試合3安打と打撃の状態は絶好調だ。

 前日の時点で開幕16試合を終えて長打(15)、安打(24)、打率(.353)、得点(13)、塁打(48)、出塁率(.392)、長打率(.706)、OPS(1.098)の8部門で自己最高ペースで、長打、安打、塁打、二塁打(10)は両リーグトップ。また、開幕16試合で長打数15は1901年以降、史上5人目で最多タイだった。

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