東大・府川涼太郎 神宮初本塁打に笑顔「真っすぐ中心だったので、それ1本に絞って強振しました」

2024年04月14日 17:03

野球

東大・府川涼太郎 神宮初本塁打に笑顔「真っすぐ中心だったので、それ1本に絞って強振しました」
<慶大・東大>6回、2ランを放つ東大・府川(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【東京六大学春季リーグ戦第1週第2日 2回戦   東大3―8慶大 ( 2024年4月14日    神宮 )】 今季から正捕手を任せられている東大・府川涼太郎(4年=西大和学園)がうれしい神宮1号を放った。「真っすぐ中心だったので、それ1本に絞って強振しました」と左翼席最前列に飛び込む2ラン。この時点で3点差に迫る一発だったが、内野陣の守備の乱れなど慶大に突き放された。
 中3のとき、東大のエース宮台(元日本ハム―ヤクルト)の快投を見て「ここでやりたい」と赤門を目指した。野球は高2で引退し勉強へシフト。一浪の末合格をつかんだ。「受験は東大一本。親は2浪まで許してくれていたんですよ」と笑わせた。

 試合に関しては「まだエラーも出ているし、優勝を目標にしているから、次からはしっかりやりたい」と反省も忘れない。会見後、記念のホームランボールを受け取り「うれしいです、大事にします」とこのときは笑顔満開だった。

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