明大・宗山塁が「3番・遊撃」でフル出場 20日のL開幕へ完全復活だ 安打記録更新へ

2024年04月14日 20:12

野球

明大・宗山塁が「3番・遊撃」でフル出場 20日のL開幕へ完全復活だ 安打記録更新へ
故障後、初めて実戦で遊撃守備についた宗山 Photo By スポニチ
 今秋ドラフトの目玉とされる明大・宗山主将は14日、府中市の明大グラウンドで行われた東洋大とのオープン戦に「3番・遊撃」でフル出場した。
 5回には左中間へ二塁打を放つなど1安打1四球。20日に東大と初戦を迎える東京六大学野球の春季リーグ戦に向け、完全復活をアピールした。

 2月29日の明治安田生命とのオープン戦で死球により右肩甲骨を骨折。これまで田中監督武宏は「春のリーグ戦、宗山はいないものと考えている」と話すなど慎重な姿勢を貫いたが、7日にはHondaとのオープン戦で実戦復帰するなど順調な回復を見せていた。

 1年春からここまで現役最多の94安打を積み上げ、高山俊(明大)が持つ131安打のリーグ記録も射程内とする安打製造機。創設99年の東京六大学野球連盟の歴史に挑戦する準備はできたようだ。

◇宗山 塁(むねやま・るい)2003年(平15)2月27日生まれ、広島県出身の21歳。三良坂小1年で野球を始め、三良坂中では軟式野球の「高陽スカイバンズ」でプレー。広陵(広島)では1年夏、2年春に甲子園出場。明大では1年春に正遊撃手となり、2年春に首位打者を獲得。リーグ戦通算打率・348、8本塁打。1メートル75、79キロ。右投げ左打ち。

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