侍ジャパン・井端監督が明大―東大戦視察 “10年に一人の遊撃手”宗山は「3番・遊撃」で出場

2024年04月20日 10:22

野球

侍ジャパン・井端監督が明大―東大戦視察 “10年に一人の遊撃手”宗山は「3番・遊撃」で出場
<明大・東大>視察に訪れた井端監督(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 侍ジャパンの井端弘和監督(48)が20日、神宮球場で開催された東京六大学野球の明大―東大戦の視察に訪れた。3月に開催された欧州代表との強化試合のメンバーに選出した明大・宗山塁内野手(4年)は「3番・遊撃」で先発出場。初回の第1打席は無死一、二塁で鋭い打球を放つも中飛だった。
 2回は無死一、三塁から左前に適時打を放った。バットをコンパクトに振り抜き、逆方向に奇麗に打球を運んだ。

 3月の強化試合は、2月29日の明治安田生命とのオープン戦で死球を受けた右肩の骨折が判明したため、出場はできなかった。患部は順調に回復し、春季リーグ初戦であるこの日が復帰戦となった。

 宗山は「10年に一人の遊撃手」と評される今秋ドラフトの超目玉。現役時代にゴールデングラブ賞7度の井端監督は強化試合の前に、「大学1年の時に初めて見ましたけど、ショートに就いている姿に華があった。能力が高い。しぐさも含めて華がある」と評していた。

 ◇宗山 塁(むねやま・るい)2003年(平15)2月27日生まれ、広島県出身の21歳。三良坂小1年で野球を始め、三良坂中では軟式野球の高陽スカイバンズでプレー。広陵(広島)では1年夏、2年春に甲子園出場。明大では2、3年時に侍ジャパン大学代表入り。憧れの人はサッカー選手、実業家の本田圭佑。1メートル75、78キロ。右投げ左打ち。

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