トラウト 大谷を引き留めていた「代わりになる選手なんていない」 得点圏打率も「大丈夫」キッパリ

2024年04月20日 16:28

野球

トラウト 大谷を引き留めていた「代わりになる選手なんていない」 得点圏打率も「大丈夫」キッパリ
6回に二盗、三盗を成功させサノの犠飛で生還するトラウト(右、AP) Photo By AP
 エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が現地時間19日(日本時間20日)に米ポッドキャスト番組『ファウル テリトリー』に出演。昨シーズンまでチームメイトだったドジャースの大谷翔平投手(29)についてコメントした。
 「大谷みたいな選手を失うということは」と切り出したトラウトは、「代わりになる選手なんていない。投げて打つからね。なかなか難しいよ」と語った。また、FAの際には「もちろん帰ってこさせようとした」と引き留めていたことを告白。「でもフリーウェイシリーズとかで何度か会って話すことができた」「ワクワクしたし、うれしいよ」「どこに行っても活躍できると思う」と今後のさらなる飛躍に期待していた。

 さらに大谷の打撃練習について問われると、「冗談みたいだ」と表し、今でも大谷の打撃練習を超えるものを見たことがないと語った。また共演者でレッズなどで活躍したトッド・フレイジャー氏は「テキサスでトラウトが『ここに立って大谷の打撃を見て』って言ったのを覚えているよ。そしたらセンターに叩き込んだんだ」と驚きをもって話していた。トラウトは「最初の2周目ぐらいまでは流しているんだけど、みんなが見ているのを知ってか知らずか、『いくぞ』ってもう一段階ギアを上げるんだ。見ていて面白いよ」と明かした。

 司会のスコット・ブラウン氏が「大谷はOPSは1.000を超えているものの、得点圏打率はあまりよくないですが…」と問われると、食い気味に「大丈夫。上げてくるよ」と言い切ったトラウト。「野球っていうのはうまくいくときも思い通りにいかないときもある。厳しいスポーツなんだ」と説明した。

 続けてトラウトは「僕らがデビューした時とは違う。あの頃だったら平均球速91マイル(約146キロ)ぐらい?」と問いかけ、フレイジャー氏は「94マイル(約151キロ)だったらすごいなって感じかな」と回想。トラウトは「今や95、96マイル(約152~154キロ)が普通だもんね」と投手のレベルが上がった現在のメジャーで対応している大谷に感嘆していた。

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