中日、今季ワースト15失点で3連敗…阪神戦9年ぶりの1イニング7失点と投手陣踏ん張れず

2024年04月20日 17:17

野球

中日、今季ワースト15失点で3連敗…阪神戦9年ぶりの1イニング7失点と投手陣踏ん張れず
先発する大野雄(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神15―2中日 ( 2024年4月20日    甲子園 )】 中日は15失点で3連敗を喫した。先発の大野雄大投手(35)が2回途中6失点で降板。2番手・梅野雄吾投手(25)も阪神打線につかまるなど、投手陣が精彩を欠いた。
 先発の大野は初回、2死二塁から大山の中前タイムリーを浴び先制を許した。2回表に打線が2点を奪い逆転に成功したものの、直後の2回裏、無死満塁のピンチを招き、9番・大竹の適時内野安打を浴び同点に。さらに、続く近本の犠飛で勝ち越しを許した。なおも1死一、三塁で中野に四球を与え再び満塁に。ここで立浪監督が動き、梅野への交代を告げた。

 梅野も状況を好転させることはできなかった。1死満塁で対峙した森下に左への適時打を許すと、続く大山は左犠飛、さらに2死一、三塁で佐藤輝の2点二塁適時打を浴びた。2回だけで7失点。中日の1イニング7失点以上は23年8月25日のDeNA戦で9回に10失点して以来。阪神戦での1イニング7失点以上は15年9月5日の3回に7失点して以来の屈辱となった。梅野はこの回を投げきり、土生が登板。土生は3回1安打無失点と力投したものの、4番手の橋本が6回に2失点、勝野が7回に5失点と踏ん張りきれなかった。

 打線は1点を追う2回、5番・細川が左への二塁打で出塁すると、続く山本も右への適時二塁打を放ち同点に追いついた。さらに上林の右前打で無死一、三塁とすると、加藤の二ゴロの間に三塁走者が生還し1点を追加した。しかし、その後は阪神の先発・大竹の好投に阻まれた。

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