ソフトバンク・明石健志2軍打撃コーチ 本人たちの「気づき」を大切に見守る

2024年09月10日 06:00

野球

ソフトバンク・明石健志2軍打撃コーチ 本人たちの「気づき」を大切に見守る
メモをとりながら戦況を見つめるソフトバンク・明石2軍打撃コーチ(撮影・成瀬 徹)       Photo By スポニチ
 ソフトバンクはファームも連覇に向けて中日と優勝争いを繰り広げている。指導者2年目を迎えた明石健志打撃コーチ(38)は選手の特長などの理解が進み「去年よりは会話だったりはしやすい」と変化を語る。ファーム施設ではさまざまな投手の球質や変化球の軌道を再現できる打撃マシン「アイピッチ」などを活用中で「だいぶん効率よく使えているかな」とした。
 今季は2軍で鍛錬を積んだ正木、石塚が1軍で活躍するなどいい循環が生まれている。一方で1軍でプロ初本塁打を放った笹川やルーキーの広瀬は再調整中。「1軍に行くと自分の気づきが本人たちはあると思うので、あまりさわらない」と落ちてからの取り組みを見るのが明石流。4万人を超える観衆のもとでプレーすると、「良薬みたいなもんですね。おのずと行動が変わる」。そうして自身は1008試合プレーできた。

 今年から指揮を執る松山2軍監督らと意見を擦り合わせながら取り組む。「いろいろ吸収しながら」と話す表情は充実していた。

 ◇明石 健志(あかし・けんじ)1986年(昭61)1月9日生まれ、北海道出身の38歳。山梨学院大付から03年ドラフト4位でダイエーに入団し、22年限りで現役引退。現役通算1008試合に出場し、648安打、17本塁打、213打点、打率.252。右投げ左打ち。

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