西武・渡辺監督代行 3年ぶり最下位確定も「これだけ負けてれば当然」若手へ「モチベーションを持って」

2024年09月10日 21:21

野球

西武・渡辺監督代行 3年ぶり最下位確定も「これだけ負けてれば当然」若手へ「モチベーションを持って」
<日・西>6回、ベンチで試合を見る渡辺監督代行(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武0-1日本ハム ( 2024年9月10日    エスコンF )】 西武は日本ハムにサヨナラ負けを喫し、3年ぶりの最下位が確定した。今季83敗目とし、西鉄時代の71年に記録した球団ワースト84敗にあと「1」に迫った。先発した高橋光成投手(27)は5回無失点で降板し、開幕15戦勝ちなしとなった。
 渡辺監督代行はサヨナラ負けを喫し、「なんとか踏ん張っていってたんだけど、結果的にね。伊藤くんから初回のチャンスが点を取れなかったところで、ランナーを出してもギアを上げられたときにどうにもできないという感じで。終盤もやっと出たランナーはバントで失敗するし、少し悪循環な感じだったかなと」と振り返った。

 先発した高橋は5回無失点、66球で降板。指揮官は「ちょっと背中に張りが出た。無理はさせなかった」と説明。「中継ぎ陣が本当に厳しいタフな試合展開でゼロに抑えてくれていたので、1点取りたかったんですけど、取れなかった」と続けた。

 9回に登板したボー・タカハシは今季8敗目。「ボーは少し隙が多すぎる、ここんとこの試合では」と厳しかった。

 今季83敗目とし、最下位が決定。「これだけ負けてれば、当然そういう時期は来ると思うし、順位は決まったけど、うちは今若い選手も出ているので、しっかりこれからの試合モチベーションを持ってやっていってほしい」と前を向いた。

 残りは18試合。「若い選手がいるので、野手だったら一打席一打席を意味のある打席にしてほしいし、投手も一球一球を集中して、たとえ打たれたとしても悔いの残らないようなボールをほおってほしいと思う」と若手への期待を口にした。

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