セ 63年ぶり30発未満本塁打キング? パ 3割1人だけ?

2024年09月10日 05:30

野球

セ 63年ぶり30発未満本塁打キング? パ 3割1人だけ?
ヤクルトの村上(左)とソフトバンクの近藤 Photo By スポニチ
 【Weekly Data展望】今季の本塁打数は9日現在で12球団合計834本(742試合)。昨年の同時期は741試合で1096本だったので262本減少している。個人でも30本塁打以上は山川(ソ=30本塁打)だけ。セは村上(ヤ)の23本塁打がトップだが、年間では26.7本ペース。セで30本未満の本塁打王となると、130試合制で28本だった61年の長嶋茂雄(巨)以来63年ぶりの珍記録だ。
 今季は3割打者も少ない。9日現在、セはサンタナ(ヤ).317と細川(中).301の2人、パは近藤(ソ).311だけだ。2リーグ制以降、3割打者が1人だったのは59年の長嶋茂雄(巨)、62年の森永勝治(広)、70年の王貞治(巨)、71年の長嶋の4度だけ。いずれもセで、パはこれまで一度もないがどうなるか。打率.290台には辰己(楽)や宮崎(D)、山本(D)、長岡(ヤ)がおり、3割打者の称号を狙っている。

 10日以降は10月6日まで毎日、試合が予定されている。最終盤のプロ野球、ペナントの行方とともに個人タイトルの数字にも注目して楽しみたい。(記録課・八田 朝尊)

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