「光る君へ」吉高由里子が琵琶湖ロケ“特注”舟で湖上琵琶!風に驚き「福井の熱が凄い」越前編5・26開始
2024年03月07日 18:20
芸能
この日は都を離れ、越前に向かうまひろや為時、乙丸(矢部太郎)らが琵琶湖を舟で渡るシーンなどを撮影。“特注”の舟を実際に湖上に浮かべたロケ写真は迫力満点だ。
吉高は「まひろとしては、先日(3月3日)放送した『遠くの国』(第9話サブタイトル)というワードがずっと残っているんです。向こうへ行ったら、私の知らない世界。まひろのことも誰も知らない世界。そこで新しく生まれ変わることもできるんじゃないかという気持ちも込み上げてきます」とコメント。
越前編については「まひろは生きている価値というか、見当たらない志を模索して苦しんでいる時期でもあるんです。国司という父上の仕事姿も初めて目にして、父上と二人三脚で頑張ろうしていきます」と説明。「そして、福井の熱が凄いんです!『京都だけのドラマじゃないぞ』という越前市をはじめ、福井県の皆さんの熱も凄く感じていてうれしいです」と地元の盛り上がりに感激した。
実際に湖上に出た岸谷も「当時は相当の志とドキドキで移動したんでしょうね」と1000年前に思いを馳せ、為時が越前の国司になるまでの父娘の関係性は「割とベクトルは向かい合っていたんですよね。親子で揉めたり、いろんなことあったんですが、越前編では2人が1つのことに立ち向かっている感じが初めて描かれるんです。まひろが自分の心と対峙したり、まひろの恋心がどうなっていくのかドキドキする父の気持ちもあったり。素晴らしい新たなキャストも登場するなど『光る君へ』の画がガラッと変わります。我々もビックリするぐらいなので、見てくださっている視聴者の皆さんは、どうなっちゃうんだろう!というぐらいです」とアピールした。
「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。
▼制作統括・内田ゆきチーフプロデューサー 越前編は同じドラマとは思えないぐらいに印象が変わると思います。松原客館に逗留(とうりゅう)する宋の人々や当時とても貴重であった越前の紙に出会うなど、物語は大きな転換点を迎えます。特に、のちに作家となる主人公のまひろにとっては、人生の中で最も大切な経験の1つとして見てもらえるとうれしいなと思っています。