阿川佐和子さん 「包丁が…楽になるかと思った」超大物の本音を引き出した質問とは「おしぼりのことを…」

2024年03月07日 14:20

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阿川佐和子さん 「包丁が…楽になるかと思った」超大物の本音を引き出した質問とは「おしぼりのことを…」
阿川佐和子さん Photo By スポニチ
 作家、エッセイストの阿川佐和子さん(70)が7日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。映画監督・北野武氏(ビートたけし、77)に行ったインタビューについて語った。
 これまで多くのインタビューをこなしてきた阿川さん。MCの「ハライチ」澤部佑から「たけしさんとの対談とか、初めての時はどういう感じだったんですか」と問われると、阿川さんは「『(ビートたけしのTV)タックル』とは別に週刊誌で対談をした時に、『HANA-BI』っていう映画でベネチア(国際映画祭の金獅子賞)…それこそその受賞のお祝いという気持ちで“おめでとうございます”って言ってその話を聞く心づもりでお会いしたら」と語り出した。

 すると北野氏は席に着くと、マネジャーが用意したおしぼりと目薬で「まずおしぼりで目をふいて、目薬こうやってまたおしぼりでふいてって。特注おしぼりをわざわざ持って来てらっしゃるマネジャーさんが」と阿川さん。「だから私はびっくりして。“おしぼりいつも持ち歩いてらっしゃるんですか”って聞いたの」と振り返った。

 すると北野氏は「いや、まだ目の調子、悪いから。すぐ乾燥しちゃうんだよ」と話したという。北野氏は94年に生死をさまよったバイク事故を起こしていたが、阿川さんは「バイク事故からはだいぶたって復活なさって『HANA-BI』も成功して、もう完全にたけしさんはよみがえったみたいに思われている時に、事故の話はもういいだろうって私は思ってたんですよ」と回顧。

 「それで“おしぼり持ってるんですか”って言ったら、“まだ事故の後遺症あるんだよ”っておっしゃっちゃったから、“あるんですか?”って思って」恐る恐る話を聞くと、北野氏は「もうあの事故で俺は復活できないと思ってた。仕事には戻れないと思って、うちでゴロンとしていた時に、包丁が台所にあるんだよな。あ~、あれ使ったらな、楽になるかと思った」と話したとした。

 阿川さんは「それはどこにも話してないことだったらしいんだけど、そんなことまで考えてらしたんですか?ってびっくりして記事になったんだけど」と続けたが、「おしぼりのことを聞いただけなの、私は」と打ち明けた。

 「その時に、自分が聞きたいって用意していた質問だけをぶつけてたら、それはそれなりに終わったと思うけど。事故の話を振らなくても、たけしさんの気持ちの中には目は乾燥するし、まだあちこち後遺症は残ってるしっていう気持ちがあるっていうことが分かったので。見た目だけじゃ分かんないなあと思いました」と話した。

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