日テレ 水10ドラマ枠を33年ぶりに改編 新バラエティー「世界頂グルメ」 炎上の「未開」から改題

2024年03月07日 16:29

芸能

日テレ 水10ドラマ枠を33年ぶりに改編 新バラエティー「世界頂グルメ」 炎上の「未開」から改題
日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 日本テレビは7日、4月期改編説明会を東京・汐留の同局で行い、水曜日午後10時のドラマ枠を33年ぶりに改編することについて説明した。
 同時間帯では「14才の母 ~愛するために 生まれてきた~」「家政婦のミタ」など人気ドラマを放送してきたが、この枠は土曜午後9時へ移動。テレビを取り巻く環境や生活のニーズの変化に対応するため、今回の改編で水曜夜10時にバラエティー枠を新設するという。

 新たに始まる番組はお笑いコンビ「ハライチ」とタレントの佐藤栞里が司会を務める「世界頂グルメ」。ハライチが同局でレギュラー番組の進行を担うのは初めて。

 これまで3回、特番として放送した世界の驚きの「地元メシ」を発掘するバラエティーが「世界頂(いただき)グルメ」としてパワーアップ。世界各国で愛されている一番うまい地元メシ=「世界頂(いただき)グルメ」を探し出し、深掘り。現地に行かないと分からない食や食文化を見つけ、新しい学びがある幅広い世代に愛される番組を目指す。

 なお、特番では「世界未開グルメ」として放送。「未開」とのタイトルが、一部で「差別的」「国に失礼」などと物議を醸していたが、今回のレギュラー化にあたり改題された。コンテンツ戦略局総合編成センター部長の江成真二氏は「未開というタイトルに関してはいろいろなご指摘をいただいた。番組としては、差別的な意図は全くなかった。日本テレビとしてもそのような意図はなく放送した。特番の時代は、世界各国の、私たちがまだ食べたことのないご当地料理を総称して、番組独自の視点で『世界未開グルメ』というような表現で、魅力的な食文化を紹介する番組とさせていただいた。今回レギュラー化するにあたって、より番組のコンセプトを伝えたいと、国の人、またはその個人にとっておいしい『頂上』というところと『いただきます』の2つの意味で『頂グルメ』とした」と説明した。

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