すとぷり事務所STPRがメタバース事業進出へ関連企業を子会社化

2024年03月07日 10:11

芸能

すとぷり事務所STPRがメタバース事業進出へ関連企業を子会社化
STPR所属のすとぷり Photo By 提供写真
 エンターテインメントユニット「すとぷり」のプロデュースなどを手掛ける株式会社STPRが、3月1日にメタバース企業Gugenka社を、同月4日にVライバー事務所のボンド社の全株式を取得して、完全子会社化したことを発表した。
 STPRは、すとぷりのリーダー、ななもり。(28)が代表取締役を務めて、YouTuberなどの動画配信者たちのプロデュース事業からスタート。創業6年で、自主レーベル「STPR Records」の運営、ライセンス管理、ライブやイベントの企画・チケット販売、グッズやデジタルコンテンツの企画制作、販売も手掛ける総合エンタメプロデュースカンパニーに成長。社内にレコーディングスタジオやバーチャル撮影スタジオを作り、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦では、NHK局内に自らバーチャルスタジオを設置して、モーションキャプチャーのバーチャルライブで出演を果たしていた。

 今回のM&Aで、サンリオ主催のバーチャル音楽フェス「SANRIO Virtual Festival」の空間制作、演出、アニメーション、チケット販売を担うGugenka社。VTuber事業のボンド社を傘下にして、「成長著しいバーチャル市場での事業領域を拡充して、新たなエンターテイメントを提供したい」と、メタバース事業へ本格進出する体制を整えた。ボンド社の住吉良介代表も「STPRとであれば、世界を熱狂させる事ができると確信しております」と意気込んだ。

 STPRは、すとぷりの後輩ボーイズグループを誕生させるために、現在、「STPR BOYS PROJECT」というオーデションも開催中。バーチャルと現実世界を行き来するアーティストを、さらに世間に浸透させるべく、事業拡大を進めている。

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