笠井信輔アナ がん闘病中の高額入院費明かす フリー転身したばかり…支援求めるも「ダメです」と

2024年03月07日 18:22

芸能

笠井信輔アナ がん闘病中の高額入院費明かす フリー転身したばかり…支援求めるも「ダメです」と
笠井信輔アナウンサー Photo By スポニチ
 元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(60)が7日、自身のブログを更新。悪性リンパ腫となった際にかかった入院費を明かした。
 笠井アナは「我が家の家計を救ったもの」のタイトルで「新宿で生命保険業界のセミナーがありました がんになると、確かに医療費がかかります 保険証を出せば、3割以下の負担になる 日本の皆保険制度は素晴らしいなと、患者になるとつくづく感じます」と書き始めた。

 2019年に血液のがんと呼ばれる悪性リンパ腫を患い、「ステージ4」とともに「7割程度の生存率」と宣告されながらがんを克服した笠井アナだが、「ただ薬も高いですし、なんだかんだ言ってお金かかるんですよね 特に厳しかったのは、個室代金 私も妻も当初、大部屋に入ろうとしていたのですが『ステージ4、アグレッシブな予後の悪いがんタイプ』と言う私の病気の進行具合と、その他様々な事情でナースセンターに1番近い個室に入ることになりました」と、予期せぬ事情で個室に入ることになったという。

 だが、「保険証きかないんですよね個室は…」とし「都内の大きな病院ですと、一般個室で2万5000円以上するところがほとんどです ちょっとした高級ホテル がん治療のできる地方の病院ですと一般的な個室は1万円から1万5000円位ではないでしょうか?私の一般個室は、1日3万円ほどでした 1ヵ月で90万円 4ヶ月で360万円 さらに、2週間と消費税でざっと400万円ほど個室料金だけでかかったのです」と高額の個室料金を明かした。

 笠井アナは19年7月にそれまで務めていたフジテレビを退職したばかり。「一般サラリーマンですと4~5ヶ月入院で、1日も会社に行かなくても、休業補償や健康保険組合の傷病手当で、基本給の6割から7割はいただけるはずなんです しかし、私はがんと診断される2ヶ月前にフジテレビを辞めたばかりでした 役所など様々なところに電話をして支援を求めましたが『退職したばかりだとダメです』」と言われてしまったと言う。

 精神的には個室に入ったことで「楽になりました」とし、「4ヶ月半もの苦しい入院生活を乗り越えられた1つの要因として『個室だった』と言うのは私にとっても家族にとっても大きな事実でした」と明かすものの、やはり「でも、やっぱり、治療費以外に400万円近い個室代が必要と言うのは厳しいものがありました」と吐露。

 しかし「結局、我が家の家計を救ってくれたのは医療保険のがん特約、がん保険だったのです」とつづった。

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