高橋洋一氏 銀行は二重チェックの送金システムで「関与しないと無理は無理」も「大谷選手だったら…」

2024年03月24日 11:18

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高橋洋一氏 銀行は二重チェックの送金システムで「関与しないと無理は無理」も「大谷選手だったら…」
ABCテレビ Photo By スポニチ
 元内閣官房参与で経済学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏が、23日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に出演。ドジャース大谷翔平(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)による違法賭博の疑いについて言及した。
 21日に地元紙ロサンゼルス・タイムズや米スポーツ専門チャンネルESPNなど複数のメディアが「巨額の窃盗の疑い」で水原氏が解雇されたと報じ、球団も認めた。ESPNによると、水原氏が「連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカーにギャンブルで借金をつくり、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された」ことから問題が発覚したという。水原氏は解雇前日、選手たちに「私はギャンブル依存症」と告白したと伝えられている。

 19日の取材時点では水原氏が「彼(大谷)は残念がったが、二度と繰り返さないように私を助けると言った」と説明した。だが、20日に「翔平は私の借金のことは知らず、送金もしていない」と発言を撤回。大谷側の弁護士が「翔平が窃盗被害にあったことが判明し、当局に問題を引き渡した」との声明を出した。

 高橋氏は「今の段階ではまったく分からないですけど」と前置きした上で「日本の口座はそうですけど、送金する時に二重チェックみたいになってるから、関与しないと無理は無理なんですよね」と指摘した。

 ただ、「でもね、多分、大谷選手だったら水原さんに日本でいうところの経費勘定みたいなのを委ねてた可能性もありますよね」とも言及。「そうすると、経費勘定をゆだねてると、このぐらいはできちゃうこともあります。そうすると大谷さんは知らない。私なんかはそこを信じたいですよね」と語った。

 また、日米の感覚の違いとして「アメリカ行った時は何かあったら顧問弁護士に“すぐ相談して”って言われました。事故を起こした時も絶対黙ってて、全部弁護士に任せる。そういうのがアメリカ」と対応はすべて弁護士に任せることが多いとも紹介した。

 仮に大谷が水原氏の借金を肩代わりしていた場合でも「日本では美談になってるけど、アメリカでは全然違う」とほう助になるときっぱり。「水原さんは“大谷さんが知らなかった”って言うけど、裏取りでかなりの確率で大谷さんも調べられると思いますよ」と任意の聴取を受ける可能性は高いとし「日本人の感覚ですと美談だけど、全然そうじゃない見方がある」と米国では肩代わりしたことは美談にならないと言い切った。

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