山崎貴監督 「ゴジラ―1・0」は「シン・ゴジラ」を徹底的に意識「エモエモにしてやろうと」

2024年03月24日 17:10

芸能

山崎貴監督 「ゴジラ―1・0」は「シン・ゴジラ」を徹底的に意識「エモエモにしてやろうと」
「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督 Photo By スポニチ
 第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞に輝いた「ゴジラ―1.0」の山崎貴監督(59)が、24日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演し、製作秘話を語った。
 昨年11月から公開された「ゴジラ―1・0」は、ゴジラ誕生70周年を記念し、日本の実写映画としては7年ぶり、30本と節目の作品。ゴジラが、終戦直後で全てを失った日本をさらなる恐怖と絶望に陥れる物語。豪快でド迫力のVFX(視覚効果)が高く評価されての受賞だった。

 ゴジラシリーズでは、16年に庵野秀明氏が脚本、総監督を担った「シン・ゴジラ」が公開された。山崎監督は「『シン・ゴジラ』はものすごくヒットしたし、ものすごくいい作品だし、意識して全部逆、逆にやりました」と打ち明けた。「シン・ゴジラは本当にショックで。ずっと呆然として見ていましたね。すげえの作っちゃったなと思って。普通におもしろかったし、CGを使ったゴジラというところも日本のゴジラシリーズで初めて出てきたし」。また「これを前に出されちゃうと、本当にやりづれえなと思って。余計なことしやがってって」と笑わせた。

 同作は主演の神木隆之介、ヒロインの浜辺美波をはじめとした登場人物のヒューマンドラマにも称賛の声が上がっている。山崎監督は「シンゴジラって人間ドラマをカットしていったことで評判が良かったので、エモエモにしてやろうと思って」と、徹底的に「シン・ゴジラ」を意識して臨んだ作品だったことを明かし、驚かせていた。

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