安田菜津紀 裏金巡る政治資金規正法改正の議論に「腰が引けた案しか自民党、与党から出てこない」
2024年05月12日 09:27
芸能
立憲民主党、日本維新の会などの野党は既に党の案をまとめており、企業・団体献金禁止を訴えている。与党案に対し立民の泉健太代表は「抜け道だらけで論外。自民党は裏金の真相解明にも再発防止にも後ろ向きだ」と批判。今後、衆院政治改革特別委員会の審議の難航が予想される。
安田氏は「本当に腰が引けた案しか自民党、与党から出てこないと思っているんですが、そもそも改革の土台であるはずの調査自体をまともにしないという態度からして姑息だなと思ってしまうんですよね」と言い、「結局この裏金づくりを平然と続けてきた上に、それが発覚してもなお平気で議員を続けることができている。それを許してしまう党の政治倫理、崩壊した政治倫理そのものが今問われていると思う」と指摘。
そして、水俣病被害者側の団体が伊藤信太郎環境相(衆院宮城4区)との懇談の際にマイクが切られ、発言が遮られた問題にも触れ、「その場にいながら止めもしなかった大臣の態度というのが崩壊した政治倫理の問題と地続きということだと思う。これでは、強きを助けて弱気をくじくじゃないかという声が水俣にいる方から私のもとにも届いているんですが、そのゆがんだ政治構造をいいかげん終わらせましょうということは言い続けなければならないことだと思います」と自身の考えを述べた。
この懇談には、環境省から木内哲平環境保健部企画課特殊疾病対策室長、神ノ田昌博環境保健部長らが出席していた。