斎藤工 おふざけ演技も俳優の可能性を感じる人気芸人「ある名優の誕生を自分で阻止している」

2024年05月12日 22:27

芸能

斎藤工 おふざけ演技も俳優の可能性を感じる人気芸人「ある名優の誕生を自分で阻止している」
斎藤工 Photo By スポニチ
 俳優の斎藤工(42)が、12日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」(日曜後9・00)に出演し、俳優としての素質を感じる人気芸人について語った。
 番組のテーマは「今いちばん怒っていること」。映画「碁盤斬り」(17日公開、監督白石和彌)に出演する草なぎ剛がスペシャルMCを務め、共演する清原果耶、中川大志、市村正親、さらに白石監督も出演した。

 同作に出演している斎藤はVTR出演。許せない相手として挙げたのは、番組レギュラーの東野幸治だった。

 「東野さんって、めちゃくちゃ映画を見ている。ドラマも含めて。東野さんが、これいいって名指しした作品って、そこからさらに広まるんで、映像業界の人間からすると、すごく感謝しています」。まずは東野を絶賛した。

 斎藤は東野と芝居で共演したことがあるという。明石家さんまを題材にしたドラマで、2人のやりとりもあった。番組ではそのワンシーンが流された。まじめに演技する斎藤とは対照的に、東野はあろうことか映像作品ではご法度のカメラ目線。おふざけ感満載の芝居だった。

 斎藤は「素晴らしい演技をできるはずなのに、絶対見せてこないですよね。わざとやってないですね」とポツリ。東野の映像作品を見る目を信じているだけに、演技に真剣に向き合わないことを残念がった。さらに「本気じゃないんじゃないかなって思ってます。本気出して欲しいです。ある名優の誕生を自分で阻止しているわけです」と、熱いエールを送った。

 まさかの称賛ぶりに、東野は「本当に下手くそで大根やし、出たことによって作品のクオリティーを極端に下げるんですよ」と恐縮した。草なぎは「さっきのあれ、カメラ見なければ、独特の芝居でいい感じになる」と、斎藤と同じく東野に可能性を見いだしていたが、白石監督は「今の見ると、100パーないです」と、きれいにぶった切っていた。

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