「悪い記憶の消しゴム」ジェジュン、臨床実験の被験者であったことを知る【ネタバレあり】

2024年09月15日 19:00

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBN「悪い記憶の消しゴム」放送画面キャプチャー
ジェジュンは、自身が臨床実験の被験者である事実を知って嗚咽した。

9月14日に韓国で放送されたMBN金土シリーズ「悪い記憶消しゴム」第14話でジェジュンは、自身が臨床実験の被験者であることと、研究者がチン・セヨンであるということを知った。

同日の放送で、イ・グン(ジェジュン)とジュヨン(チン・セヨン)は手をぎゅっと握ったまま、甘いロマンスを描きながらときめきを爆発させた。ジュヨンの家の前で別れを惜しんでいたイ・グンは照れくさそうに「僕たち、一度キスをしましょう」と話した。また、イ・グンとイ・シン(イ・ジョンウォン)も兄弟愛に満ちた姿で凍ろ温まる雰囲気を醸し出した。イ・シンはイ・グンに照れくさそうに「ごめんね」と書かれたガムを渡し、イ・グンもまた「幸せになろう」と書かれたガムを渡し、殺人未遂の疑いを晴らして自身の夢を再び探そうとするイ・シンを応援した。

平和な時間もつかの間、再びイ・グンとジュヨンに危機が訪れた。ユン・テオ(キム・ジェヨン)が、ジュヨンとハン・ドンチル(キム・グァンギュ)教授にイ・グンのリセット実験に同意するよう脅迫したのだ。ジュヨンは「被験者だけを守ってほしい。地獄のような人生に戻らせることはできない」と懇願したが、結局帰ってきたのは皮肉だった。その後、ジュヨンはイ・グンの記憶認識の誤りを正す実験を成功させようと昼夜を問わず孤軍奮闘した。

このような事実を全く知らないイ・グンは、ジュヨンとの初デートでも自己愛あふれる姿に戻り、笑いを誘った。イ・グンは、ジュヨンの小さな褒め言葉にも幸福感を抑えきれず、すぐに食堂にあるティッシュで花を作るロマンチックさを発揮した。イ・グンの初恋がセヤン(ヤン・ヘジ)であることを知っているジュヨンは、デート中に不快な気持ちを振り切ることができず、これを機敏に感知したイ・グンは「僕の目を見てください、癒されますよ」と言ってジュヨンにバックハグで自身の心を伝えスイートさを爆発させた。

幸せそうな彼らのロマンスは、イ・グンがすべての事実を知ることになり、危機を迎えた。ジュヨンが実験に成功してイ・グンの記憶認識エラーを正そうとしたが、テオが一歩早かった。テオは罠でイ・グンを手術室に呼び、臨床実験者という事実を暴露した。すぐにイ・グンが衝撃を受けて体をふらつかせながらジュヨンを切なく探すと、テオは研究者がジュヨンだということ、ジュヨンが偽りの初恋だということまで全て暴露してしまった。

同時にテオは「ギョン・ジュヨンがあなたを騙す前、あなたが利用される前の姿に戻りたくないですか?」としてイ・グンがリセット実験を受けるよう誘惑した。これに対し、イ・グンは自分が騙されたという裏切りに包まれたあまり、手術室の壁面を手で叩き、嗚咽した。以後、放送の最後に、食堂でイ・グンを待っていたジュヨンがハン・ドンチル教授の連絡を受けて席を蹴ろうとした瞬間、願いのブレスレットが切れたまま床に落ち、彼らの将来に対する不安を煽った。

また、セヤンにも危険が訪れた。古い新聞で実父の写真を見つけた彼女は、実父を見つけることができるという希望に胸を膨らませたが、再びイタリアに連れて行かれる危機に直面した。

セヤンが自分の母親と車に乗って空港に向かった瞬間、突然ヘルメットをかぶった男性がバイクで車に飛び込み、セヤンはその隙に乗って逃走した。やがて自分の前に現れたバイクの運転手は、彼女の実父だった。セヤンは自身を抱きしめる実父に向かって「目つきだけ見ても父親であることが分かった」として涙を流した。

感動を与えたのもつかの間、実父の二重人格のような姿はぞっとした。通行人に残忍な暴力性を表わすかと思えば、地下室の壁面全体が一挙手一投足を監視した写真で並んでいたのだ。また、イ・シンをストーキングしていた犯人がセヤンの実父であることが明らかになり、緊張感を爆発させる一方、今後どんな展開が繰り広げられるか好奇心を掻き立てた。

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