世界最小の共和国・ナウル 政府観光局Xが法的措置検討 「未開の部族」「蛮族」と誹謗中傷被害

2024年09月15日 19:43

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世界最小の共和国・ナウル 政府観光局Xが法的措置検討 「未開の部族」「蛮族」と誹謗中傷被害
ナウル共和国政府観光局公式X(@nauru_japan)から
 ナウル共和国政府観光局が15日までに公式X(旧ツイッター)を更新。投稿で侮辱、誹謗中傷行為を受けたとして法的措置を検討していることを明らかにした。
 ナウルは豪州・シドニーの北北東約4000キロ、太平洋南西部に位置する島国。人口約1万1000人と世界最小の共和国ながら、観光局公式ツイッターは51万人のフォロワーを誇る。

 同アカウントは14日に、Xの機能「Grok」を使用して生成した画像を投稿したところ「複数人の反生成AI派の方からのDMを含むあまりにも多くの強い言葉、謝罪強要等の命令口調への対応に疲れてしまいました。しばらくXをお休みします」と宣言していた。

 関連して「ナウル共和国という国は未開の部族といい勝負だと思う 蛮族に国際社会の話は難しかったのかね」という投稿があり、この投稿について「何度か当アカウントに対してコメントをいただいているようですが、『未開の部族』、『蛮族』という表現は侮辱、誹謗中傷に該当すると考えますので、弁護士に相談の上、法的措置を検討させていただきます」とした。

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