【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第34話 光る君のモデルってさぁ…彰子の心に流れこんだ“殿御の笑顔”

2024年09月15日 18:15

芸能

【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第34話 光る君のモデルってさぁ…彰子の心に流れこんだ“殿御の笑顔”
イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」大河絵第34話 光る君のモデルってさぁ…彰子の心に流れこんだ“殿御の笑顔” Photo By スポニチ
 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は15日、第35話が放送される。
 <※以下、ネタバレ有>

 先週の第34話は「目覚め」。藤原道長(柄本佑)は興福寺の別当が朝廷に要求を突きつける非常事態の収拾に奔走。一方、まひろ(吉高由里子)は物語を書き進め、宮中の話題を集めるが、狙いだった一条天皇(塩野瑛久)と中宮・藤原彰子(見上愛)の関係は深まらない。道長が熱望してやまない彰子の懐妊は程遠く、さらに病や火事など都に不吉な出来事が続いたため、道長は一世一代の決断し…という展開だった。

 寛弘4年(1007年)3月、彰子の懐妊を願い土御門殿で「曲水(ごくすい)の宴」を道長が開いた。曲がりくねった水の流れに沿って座り、和歌や漢詩を詠んで競い合う催し。

 突然の雨に宴は中断。道長、斉信(金田哲)、行成(渡辺大知)、俊賢(本田大輔)らは一時建物の中に避難した。まひろが持ってきた布で雨を拭いながら「光る君」は誰がモデルなのか、それぞれの考えを楽しそうに声を上げ笑いながら語る「殿御」たちと、普段は見せないリラックスした“少年”のような父を見た彰子は…。

 「さっき父上が、心からお笑いになるのを見てびっくりした」

 まひろ「殿御は皆、かわいいものでございます」

 「帝も?」

 まひろ「帝も殿御におわします。先ほどご覧になった公卿たちと、そんなにお変わりにないように存じますが。帝のお顔をしっかりご覧になってお話し申し上げなされたらよろしいと存じます」

 桜色、藤色の花や木々が美しく揺れ「雅」な平安の宴で、父と公卿たちの言葉、そして、まひろの言葉が心の中に流れ込み、せき止められていた彰子の心の中の思いは…。

 第35話は「中宮の涙」。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)、「どうする家康」(2023年)に続き3年目。

おすすめテーマ

芸能の2024年09月15日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム