「光る君へ」日向坂・小坂菜緒 初大河で存在感!番組CP絶賛「一言の台詞でも切なさ」惟規の恋人役

2024年09月15日 20:45

芸能

「光る君へ」日向坂・小坂菜緒 初大河で存在感!番組CP絶賛「一言の台詞でも切なさ」惟規の恋人役
大河ドラマ「光る君へ」第35話。ようやく会えた斎院の中将(小坂菜緒)と藤原惟規(高杉真宙)だったが…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は15日、第35話が放送され、人気アイドルグループ「日向坂46」の小坂菜緒(22)が主人公・まひろの弟・藤原惟規(高杉真宙)の恋人・斎院の中将(さいいんのちゅうじょう)役で大河初出演を果たした。ドラマ出演は約4年半ぶりで、時代劇初挑戦。登場シーンは約30秒ながら、存在感を発揮。インターネット上で話題を集めた。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第35話は「中宮の涙」。藤原道長(柄本佑)は中宮・藤原彰子(見上愛)の懐妊祈願のため、息子の藤原頼通(渡邊圭祐)らと「御嶽詣」へ向かう。険しい行程と悪天候に悩まされ、目的地・金峯山寺への到達に手こずっていると、藤原伊周(三浦翔平)が武者を引き連れ、不穏な動き。その頃、まひろ(吉高由里子)の書く物語に興味を持った一条天皇(塩野瑛久)が物語の真意を尋ねては、自身の境遇を重ねる。さらに、まひろは彰子の本心を知り…という展開。

 前回第34話(9月9日)、惟規はまひろと恋バナ。まひろは「惟規には身分の壁を超えてほしいの」「私の夢よ」。惟規は「実はさ」「神の斎垣(いがき)を越えるかも、俺」と恋人の存在を示唆した。

 そして第35話。夜、何者かに追われる惟規は、屋敷の塀を乗り越える。斎院の中将が現れ「惟規様」。2人は抱擁。しかし、追手に見つかり、2人は引き離された。「中将の君!」「惟規様!」――。

 まひろ「斎院の塀を越えたっていうの?」「男が足を踏み入れてはならない斎院の女房に」

 惟規「禁忌を犯すからこそ、燃え立つんでしょう」「姉上だって、そうだったもんね」

 まひろ「私は禁忌を犯してなんかいません」

 惟規「身分の壁を越えようとしたくせに」「捕まった時、とっさに歌を詠んだんだ。『神垣は 木の丸殿(まろどの)に あらねども 名乗りをせねば 人咎めけり』。そしたら、斎院の選子(のぶこ)内親王様が俺の歌を見て、よい歌だから許してやれって仰せくださったんだよ」「姉上の弟ゆえ、歌がうまいんだ」

 まひろ「もう斎院には近づかないことね」「そういうことをやっていると、バチが当たって早死にするわよ。あなたも、あなたの想い人も」「父上に心配掛けるようなことだけはしないでよ」

 小坂のドラマ出演は20年1月期の日本テレビ「DASADA」以来、約4年半ぶり。NHKドラマへの出演は今回が初となった。

 今回演じた斎院の中将は、公卿・源為理(みなもとのためまさ)の娘。62代・村上天皇の第十皇女・選子内親王に仕える。斎院とは、賀茂神社に奉仕した皇女。

 SNS上には「一瞬だったけど、美しさは半端なかった。大河ドラマデビューおめでとう!」「存在感ありました」「惟規くんのロミジュリ展開」「(オープニングに)菜緒ちゃんの名前が!感動!」「小坂菜緒のクレジットに咽び泣くおひさま(日向坂46ファンの総称)」などの声。反響を呼んだ。

 小坂の起用理由について、制作統括の内田ゆきチーフ・プロデューサーは「『今昔物語集』にある藤原惟規の逸話を採り入れました。斎院の中将は、男性の立ち入りを禁じられた斎院の女房であるにもかかわらず、惟規が無理を押してでも逢わずにはいられないという、一途な愛を貫いた相手です。高杉真宙さん演じる惟規のお相手として、可憐で、表情豊かで、そして一言の台詞でも切ない印象を残せる方、ということで小坂菜緒さんにお願いしました」と説明。

 「短いシーンでしたが、一瞬で心を惹きつけ、2人に通じ合う愛情と切なさを表現していただけたと思います」と称えた。

 次回は第36話「待ち望まれた日」(9月22日)が放送される。

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