「天満天神繁昌亭」で開場18周年記念特別公演

2024年09月15日 11:23

芸能

「天満天神繁昌亭」で開場18周年記念特別公演
大阪・天満天神繁昌亭の「開場18周年記念特別公演」で鏡開きした(左から)露の都、桂米団治 Photo By スポニチ
 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)で15日、「開場18周年記念特別公演」が開催された。来場者は前日9月14日までの丸18年間で215万8285人を数えた。
 06年9月15日に開場した繁昌亭。前夜は桂吉弥(53)の30周年記念公演で岐阜・郡上八幡を訪れていた上方落語協会副会長の桂米団治(65)が13分の遅刻。「雨で新幹線が遅れまして」と頭を下げた。

 18年前のこの日に開場した繁昌亭。「18年前を思い起こすと、大丈夫かと心配でした」と米団治。大阪天満宮から無償で土地を借り受け、天神橋筋商店街の協力もあって寄付金2億円を集めて建設。「三位一体で支えて、頑張ってきた」と振り返った。
 特別公演は三部制で大御所たちの落語が目白押し。また、目玉企画として、落語家たちが上方漫才のレジェンドになりきる「上方モノマネ演芸会」が催される。月亭八方(76)が横山ノック、桂小文枝(73)が青芝フック、桂米団治が横山パンチ(上岡龍太郎)に扮して「漫画トリオ」を結成。往年の芸再現に挑戦する。他にも「ダイマル・ラケット」を林家そめすけ(57)と桂梅団治(67)、「エンタツ・アチャコ」を桂文枝(81)と桂塩鯛(69)、「人生幸朗・生恵幸子」を桂坊枝(64)、露の都(68)が演じる。

 「上方モノマネ演芸会」をプロデュースした都は「文枝師匠から“モノマネやったらどうや”と言われた」と舞台裏を明かした。

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