東映 「没後10年 高倉健特集 銀幕での再会」を11月に開催 

2024年10月19日 18:37

芸能

東映 「没後10年 高倉健特集 銀幕での再会」を11月に開催 
「夜叉」(C)1985 TOHO CO,LTD Photo By 提供写真
 映画俳優の高倉健さんが83年の生涯を閉じて11月10日でちょうど10年。東映が「没後10年 高倉健特集 銀幕での再会」と題した上映会を11月7日から同22日まで東京・銀座の丸の内TOEIで開催することが決まった。
 205本の作品を残した健さんは東映ニューフェースの2期生として入社し、56年1月29日公開の「電光空手打ち」「流星空手打ち」で主演デビュー。その後、「日本侠客伝」「網走番外地」「昭和残侠伝」などのシリーズもの、独立後も「幸福の黄色いハンカチ」や「野性の証明」「八甲田山」「南極物語」、さらには「ブラック・レイン」や「ミスター・ベースボール」などのハリウッド作品などで映画シーンにその名をとどろかせた。

 今回は「花と嵐とギャング」や、金田一耕助を演じた「悪魔の手毬唄」(ともに61年)、「ジャコ萬と鉄」(64年)、「山口組三代目」(73年)など初デジタル化作品10本を含む19本がラインアップされた。

 初日の11月7日には「駅 STATION」の上映終了後に撮影監督を務めた木村大作氏(85)、同17日には「幸福の黄色いハンカチ」の上映終了後に山田洋次監督(93)と共演した武田鉄矢(75)が舞台あいさつを行う予定だ。

 来年の閉館が決まっている東映最後の直営館での「健さん特集」はこれがラスト。亡くなった直後に急きょ開催された追悼上映会と同じように客席から「健さん、待ってました!」のかけ声が飛び交いそうだ。各チケットは10月28日正午から丸の内TOEI窓口や丸の内TOEIオンラインチケットサービスで販売される。

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