川上憲伸氏が明かした星野仙一監督の思い出「開いてるはずのない早朝のレストランで…」

2024年10月19日 18:48

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川上憲伸氏が明かした星野仙一監督の思い出「開いてるはずのない早朝のレストランで…」
中日入団した川上憲伸氏と握手を交わす星野仙一監督 Photo By スポニチ
 BSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」が未公開トークをYouTubeで公開。川上憲伸氏(49)が中日時代に星野仙一氏から監督室に呼び出された話を披露した。
 静岡・浜松でのヤクルト戦に先発した川上氏は5回もたずにKOされた。
 打線は追い上げたが敗戦。ベンチを引き上げる星野監督から川上氏は「あとで来いよ!」と呼び出された。

 星野監督の呼び出しを受けたら「凄いことになる」と聞かされていた。先輩の中村武志氏は呼び出しに備えて試合後もプロテクターを外さなかったという逸話が残っていた。

 覚悟して監督室に行くと意外にも優しく「ワシはお前を怒らん。ただ、エースになりたいならマウンドで痛いような動きはするな」と柔らかく注意されたという。

 その試合で肩の痛みもがあった川上氏は、打たれた言い訳がましくマウンドで腕を回したりしていた。

 星野監督は「一回ファーム行け。明日の練習開始に間に合うように朝行け。でも朝飯だけはしっかり食っていけよ」という。

 名古屋での練習に間に合わせるには早朝に移動しなければいけない。そんな時間に宿舎のレストランが開いているはずがないと思ったが、一応翌日の出発前に覗いてみると、明かりがついていた。

 中には一人、星野監督が座って待っていたという。

 川上氏を迎えるためにわざわざレストランを特別に開けてもらって待っていたようだ。

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