近藤真彦「おばさん、歌うまいね」の伝説「誤解です」と釈明 「広めたのは永六輔さんと黒柳徹子さん」

2024年10月19日 19:03

芸能

近藤真彦「おばさん、歌うまいね」の伝説「誤解です」と釈明 「広めたのは永六輔さんと黒柳徹子さん」
近藤真彦 Photo By スポニチ
 歌手の近藤真彦(60)が19日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)にゲスト出演し、かつてリハーサル中のひばりさんを見て「おばさん、歌うまいね」と話した“伝説”について「誤解です」と釈明した。
 近藤と徳光は17日に89年に52歳で亡くなった美空ひばりさんの等身大ブロンズ像が、京都から福島県いわき市塩屋埼の灯台下に移転された除幕式に出席。

 徳光から「マッチさんとひばりさんの接点。エピソードが伝説として語られておりますが、若いころひばりさんに“おばさん、歌うまいね”と言った」と紹介されると近藤は「本当に誤解でして」と語った。

 近藤は、美空さんがNHKで放送されていた「ばらえてい テレビファソラシド」にゲスト出演した時と説明。リハーサルの時に「鞄を持ったおばさんたちが何人も入って来て、その中の1人が舞台に立って、ひばりさんの歌を歌い始めて。それでセリフがある歌だったんですね。ポロポロ泣くんですよ、リハーサルですよ。『悲しい酒』。リハーサルの一番初めの音合わせみたいな。でも歌はすっごい上手だなと思ったんで、横にいるマネジャーに“あのおばさん、歌うまいな”って言ったんです」と、ひばりさんと気付かなかったのは事実だが、面と向かって言ったのではないと説明。

 だが「それを後ろにいたADが聞きつけて“なんだこの失礼な。こいつ、ひばりさんに向かって歌うまいなって言ったぞ”って話しになって。それが伝わってひばりさん耳に入っちゃった」と語った。美空さんに呼ばれたため、すぐに謝罪に行くと「ひばりさんはとんでもない、と。すごく僕のことをほめてくれた。“偉いわね、あなた。私ね、最近歌うまいって言われなくなっちゃったのよ”って言うんですよ。当たり前のことだから。ところが僕みたいな、音楽を知らないような子が、ひばりさんの歌声を聞いて“おばさん、歌うまいな”って言ったことに感動したって言ってくれたんですよ」と明かした。

 その後、楽屋でご馳走になったが、それを見ていた人は「楽屋に連れていかれたぞ。怒られるんだ」と騒動になっていたとか。だが、周囲の予想に反して近藤はサインももらって出てきたという。「そこから、少し親しくさせていただいた」と振り返り、「本当に疑われていたんですよ。これを世間に広めたのは永六輔さんと黒柳徹子さん。おしゃべり2人組」と同番組に出演していた2人が“犯人”と明かしていた。

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