新入幕有力の東白龍「同じ精神状態だったら負けない」プレッシャーに強い強靱なメンタル

2022年10月24日 17:20

相撲

新入幕有力の東白龍「同じ精神状態だったら負けない」プレッシャーに強い強靱なメンタル
幕下の羽出山(手前)と申し合い稽古を行う東白龍(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の十両・東白龍(26=玉ノ井部屋)が24日、東京都足立区の同部屋で九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)へ向けての稽古を行った。
 申し合い稽古では、東洋大の後輩で弟弟子の羽出山(22)や、出稽古に訪れた湊部屋の諒兎馬(23)ら幕下以下の力士を相手に連続で11番。得意の突っ張りで一気に前に出る相撲や、見ながら慎重に攻めていく相撲などを試しながら練習した。

 九州場所での新入幕が有力視されている。秋場所は西十両3枚目で8勝7敗と勝ち越し。番付を意識せず目の前の一番に集中、という考えの力士が多い中、東白龍は星勘定を「初日からずっと意識していた」という。

 自らを「何か懸かっていたら強い方」と評するほどプレッシャーに強いタイプ。団体戦の2―2で迎える大将戦は大学時代に5度経験し、全ての試合で勝利を収めた。プロ入り後は幕下時代に3勝3敗の7番相撲を2度経験し、どちらも勝って勝ち越しを決めた。「緊張はしないです」ときっぱり。そのために心がけていることは特になく「普通に緊張しないだけ。(相手と)同じ精神状態だったら負けない」と大物感を漂わせた。「7勝した時点で勝ち越したなと思う」というほど、プレッシャーの懸かる場面に絶対的な自信を持つ。その強靱なメンタルが幕内でどこまで通用するか注目される。

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