バッカニアーズが3勝4敗 ブレイディーは20年ぶりの“借金1” ジャイアンツは14年ぶりの7戦6勝
2022年10月24日 09:18
アメフト
ブレイディーが勝率5割を切ったのはペイトリオッツに在籍していた2002年シーズンで開幕3連勝から4連敗を喫して以来、実に20年ぶり。開幕から8試合を消化した時点では一度も“5割未満”を経験しておらず、中3日で行われる第8週のレイブンズ戦(27日)は正念場となりそうだ。
パンサーズは連敗を3で阻止して2勝5敗。10日に解雇されたマット・ロール監督(47)に代わって指揮を執っているスティーブ・ウィルクス監督代行(53)は2戦目で初白星を挙げた。
パンサーズではベイカー・メイフィールド(27)とサム・ダーノルド(25)のQB2人がともに足首の故障で離脱中。2018年ドラフト全体トップ指名と3番目指名のQBに代わって、ドラフト外入団で3シーズン目を迎えていたPJ・ウォーカー(27=180センチ、95キロ)が先発したが、22回中16回のパス成功で177ヤードと2TDをマークしてスーパーボウルを7回制覇しているブレイディーに対して勝利を収めた。
ジャイアンツは23―17(前半13―11)でジャガーズを退けて4連勝で6勝1敗。QBダニエル・ジョーンズ(25)がパスで202ヤード(1TD)を記録しただけでなく、11回のランで自己最多の107ヤード(1TD)を稼ぎ、開幕7戦6勝は14シーズンぶりとなった。
カウボーイズでは開幕戦で右手を負傷していたQBダク・プレスコット(29)が復帰して207ヤードと1TD。守備陣が奮闘して24―6(前半3―6)でライオンズを下して5勝目を挙げた。
ライオンズは4連敗で1勝5敗。QBジャレッド・ゴフ(28)は26回中21回のパスを通しながら、インターセプトを2回、ファンブルを2回喫して後半に流れを引き寄せることはできなかった。
2020年スーパーボウルの再現となったサンタクララ(カリフォルニア州)の一戦では、そのとき31―20で勝ったチーフスが44―23(前半14―13)で地元の49ersを下して5勝2敗。QBパトリック・マホームズ(27)は34回中25回のパス成功で423ヤード、3TDを稼いでチームを勝利に導いた。
49ersは3勝4敗。パンサーズからのトレードで獲得したRBクリスチャン・マカフリー(26)は新天地初戦となったが8回のキャリーで38ヤードにとどまった。
ジェッツは敵地デンバー(コロラド州)でブロンコスを16―9(前半10―9)で退けて4連勝で5勝2敗。昨季は4勝13敗だったが、今季は第7週終了時点でその勝ち星をひとつ上回った。
<第7週のカード>
▼20日
カージナルス(3勝4敗)42―34セインツ(2勝5敗)
▼23日
*ベンガルズ(4勝3敗)35―17ファルコンズ(3勝4敗)
*カウボーイズ(5勝2敗)24―6ライオンズ(1勝5敗)
*タイタンズ(4勝2敗)19―10コルツ(3勝1分け3敗)
*コマンダーズ(3勝4敗)23―21パッカーズ(3勝4敗)
*パンサーズ(2勝5敗)21―3バッカニアーズ(3勝4敗)
ジャイアンツ(6勝1敗)23―17*ジャガーズ(2勝5敗)
*レイブンズ(4勝3敗)23―20ブラウンズ(2勝5敗)
ジェッツ(5勝2敗)16―9*ブロンコス(2勝5敗)
*レイダース(2勝4敗)38―20テキサンズ(1勝1分け4敗)
シーホークス(4勝3敗)37―23―*チャージャーズ(4勝3敗)
チーフス(5勝2敗)44―23*49ers(3勝4敗)
*ドルフィンズ(4勝3敗)16ー10スティーラーズ(2勝4敗)
▼24日
*ペイトリオッツ―ベアーズ
*はホームチーム、ビルズ、ラムズ、バイキングス、イーグルスは試合なし
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