八村が16得点 出場から3分50秒間で2ケタ到達 試合は延長でキャバリアーズに惜敗

2022年10月24日 10:56

バスケット

八村が16得点 出場から3分50秒間で2ケタ到達 試合は延長でキャバリアーズに惜敗
ダンクを決めるウィザーズの八村(AP) Photo By AP
 ウィザーズは23日、敵地クリーブランド(オハイオ州)で昨季2勝2敗だったキャバリアーズと対戦。延長の末に107―117(前半51―57、延長4―14)で敗れて2勝1敗。5年ぶりの開幕3連勝を達成することはできなかった。
 八村塁(24)は20分のプレータイムでフィールドゴール(FG)を12本中7本(うち3点シュートは3本中2本)成功させてベンチ勢では最多の16得点と3リバウンドをマーク。第1Qの4分35秒からコートに登場し、最初の3点シュートは外したものの、5分28秒と6分37秒に放った左コーナーからの2本を決めた。このあと右エルボー付近でのプルアップからのジャンプシュートと、速攻からのダンクを成功。出場からわずか3分50秒間で得点を2ケタに乗せたが、この間のチームスコアはマイナス7点だった。

 後半は68―78で迎えた第3Q残り3分45秒から出場。その1分28秒後には正面からジャンプシュートを成功させた。第4Qに入ると速攻からデロン・ライト(30)のパスを受けてアリウープからのシュート、さらにゴール下でもダンクを決めて16得点目。88―91だった4分36秒でベンチに下がり、後半での出場時間帯のチームスコアはプラス5点だった。

 ウィザーズは第3Q5分5秒に59―74とされて最大15点差のビハインドとなったが、第4Q残り25・9秒にスティールからの速攻を決めたウィル・バートン(31)のシュートで同点。しかし延長では相手に2度の3点プレーを許して競り負けた。

 ブラドリー・ビール(29)がチーム最多の27得点。ナゲッツから移籍のモンテ・モリス(27)は13得点と6アシスト、クリスタプス・ポルジンギス(27)は18得点、11リバウンドを稼いだものの、開幕からの2試合で48得点をマークしていたカイル・クーズマ(27)は11得点。106―105だった延長(5分)の2分47秒には与えられたフリースローを2本とも外して、ここから連続8失点を喫して敗れた。

 チームの3点シュート成功率は42・9%(28本中12本)に達したが、フリースロー(FT)は60・0%(15本中9本)。外した6本のFTうち4本は延長で記録したものだった。

 キャバリアーズは2勝1敗。昨季の球宴に出場したガードのダリアス・ガーランド(22)は目の負傷で欠場したが、ジャズから移籍のドノバン・ミッチェル(26)が37得点、ジャレッド・アレン(24)が15得点と14リバウンドを稼いで勝利に貢献している。

 八村は3試合を終えたところで平均22・6分の出場で11・7得点、4・0リバウンド。FGの成功率は60・7%、3点シュートは50・0%で、出場時間帯のチームスコアは(1)マイナス6(2)マイナス17(3)マイナス5となっている。

 なおウィザーズは25日に地元ワシントンDCでピストンズと今季第4戦を行うことになっている。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場7分25秒=10得点)
(1)5分15秒・右コーナーから3点シュート=×
(2)5分28秒・左コーナーから3点シュート=○(アシスト・クーズマ)
(3)6分37秒・左コーナーから3点シュート=○(アシスト・ビール)
(4)8分7秒・右エルボー付近でプルアップからジャンプシュート=○
(5)8分15秒・速攻から左サイドを疾走してダンク=○(アシスト・ライト)
(6)10分52秒・左サイドからドライブして左手でレイアップ=×
(7)11分1秒・正面左からプルアップでジャンプシュート=×
 ▼第2Q(出場4分33秒=無得点)
(8)1分15秒・ペイント内でターンアラウンドからジャンプシュート=×
 ▼第3Q(出場3分45秒=2得点)
(9)9分43秒・右サイドから正面に回り込みプルアップでジャンプシュート(アシスト・ライト)
(10)10分19秒・ペイント内でジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場4分36秒=4得点)
(11)1分15秒・速攻からのアリウープ=○(アシスト・ライト)
(12)3分29秒・右ベースライン際からカットしてバートンのパスを受け両手でダンク=○(アシスト・バートン)
 

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