競歩20キロ世界王者・山西が貫禄V 全日本35キロ競歩高畠大会で派遣標準クリア

2022年10月24日 04:11

陸上

競歩20キロ世界王者・山西が貫禄V 全日本35キロ競歩高畠大会で派遣標準クリア
全日本競歩高畠大会の男子35キロで優勝した山西利和 Photo By スポニチ
 来年8月の陸上世界選手権(ブダペスト)の代表選考会を兼ねた全日本35キロ競歩高畠大会が23日、山形県高畠町で行われた。男子では20キロ世界選手権2連覇の山西利和(26=愛知製鋼)が五輪ではパリ大会から採用となる新距離に初挑戦。2位と1分15秒差をつける2時間26分18秒で圧勝し、世界選手権の派遣設定記録もクリア。現状確認として臨み「想定通りのパフォーマンス。取り組みの方向性は間違っていない」と話した。
 スピード勝負の本職20キロと違い「長い分、いろんなプランの組み方がある。戦術の幅がある」と新たな発見があったという。20キロは世界選手権の出場権を持ち、35キロの代表権獲得にも前進。それでも「どうしようかなって感じ。しばらく20キロに軸足を置く」と話した。

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