【夏巡業奥州場所】翔猿、緊急搬送も大事には至らず「熱中症と過呼吸」救助した秀ノ山親方が説明

2023年08月08日 17:05

相撲

【夏巡業奥州場所】翔猿、緊急搬送も大事には至らず「熱中症と過呼吸」救助した秀ノ山親方が説明
担架で搬送される翔猿(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が8日、岩手県の奥州市総合体育館で行われ、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)での三役復帰が確実な幕内・翔猿(31=追手風部屋)が救急搬送されるアクシデントが発生した。
 この日、今回の夏巡業で初めて申し合いに参加して4番取った後、ぶつかり稽古で横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)の胸を借りた。約8分間の“かわいがり”で最後はフラフラに。終わってすぐ土俵下でうずくまって動けなくなってしまった。親方衆に促されて救助に入った幕内・北青鵬(21=宮城野部屋)と十両・熱海富士(20=伊勢ケ浜部屋)に抱えられて花道を下がったが、ほとんど自力では歩けていない状態だった。少し水分補給をした後、また倒れ込んで動けなくなり今度は担架で搬送。救急車で近くの病院へと向かった。

 救助に当たった秀ノ山親方(元大関・琴奨菊)は「たぶん熱中症と過呼吸。大丈夫です。また明日から出ると思う」と説明。あす9日に岩手県久慈市で行われる巡業には復帰できる見込みという。

 翔猿は、救急車で病院へ向かってから約2時間後には会場に戻ってきた。この日は土俵入りと割(取組)には参加せず、安静にして療養。熱中症かと問われると「違うと思う」と詳細は明かさなかったが、とりあえず無事であることを強調した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年08月08日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム