【奥州巡業】錦木フィーバー!地元ファンから大声援「良い成績で帰ってこられた」秋場所は新三役確実

2023年08月08日 19:56

相撲

【奥州巡業】錦木フィーバー!地元ファンから大声援「良い成績で帰ってこられた」秋場所は新三役確実
稽古後のトークショーに出演した(左から)若元春、錦木、琴ノ若(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が8日、岩手県の奥州市総合体育館で行われた。
 岩手県出身の幕内・錦木(32=伊勢ノ海部屋)は、この日一番の大人気。申し合い稽古では相撲を取るごとに地元の大きな声援を浴びた。稽古後のトークショーにも関脇・若元春(29=荒汐部屋)と小結・琴ノ若(25=佐渡ケ嶽部屋)とともに出演。そこではファンから、錦木の似顔絵が描かれたお手製のうちわをプレゼントされた。

 名古屋場所では関脇以上総なめを含む10勝を挙げ、史上1位のスロー記録となる初土俵から103場所目で初三賞を獲得。秋場所(9月10日、東京・両国国技館)では史上3位のスロー新三役昇進が確実となっている。「良い成績を残して帰ってこられてよかった」と地元凱旋に花を添え「また地元を盛り上げられるように頑張ります」と秋場所での活躍を誓った。

 岩手県で巡業が行われるのは18年以来5年ぶり。当時は幕内下位だったため、全国的な知名度は格段に上がった。「声援が多くて凄かったです。地元なのでワクワクしながら、いつも応援してくれる方々の顔が見られるのはうれしいことですね」と笑顔を見せた。

 巡業の申し合い稽古に精力的に参加することでおなじみの錦木。今回の夏巡業でも毎日欠かさず土俵に上がっている。中でも、幕内の申し合いが始まってから必ず一番最初に土俵に入るのが“ルーティン”だ。「少なくとも1番は取りたいので」。稽古熱心さがここ数場所の成績に表れている。この日は計3番しか取れず少しもの足りない様子だったが、明日以降も「土俵には絶対上がろうと思っています」と夏巡業の稽古“皆勤”を宣言した。

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