日大アメフト部 薬物事件に部員多数が関与なら廃部か 副学長が示唆

2023年08月08日 17:14

アメフト

日大アメフト部 薬物事件に部員多数が関与なら廃部か 副学長が示唆
<日大アメリカンフットボール部に関する記者会見>会見で頭を下げる(左から)日大・林理事長、酒井学長、澤田副学長(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 日大は8日、アメリカンフットボール部の違法薬物事件に関し、林真理子理事長、酒井健夫学長が都内で会見を行った。
 アメフト部の3年生部員が5日に覚醒剤と大麻を所持していた疑いで逮捕された。同部は同日から無期限活動停止処分に。日大が出場予定の関東大学リーグ1部上位「TOP8」は9月2日に開幕する。

 リーグ戦に参加するかどうかの回答期限は明日9日という。リーグ戦への参加について、沢田副学長は「まだ決定しておりません。監督等々と協議する」と説明。「薬物使用に複数人の部員が関わっていたと明らかになっていた場合、部の存続というのは…」と問われると「仮定の話なのでよく分かりませんが、複数、多数の者が関わっていたというのであれば、それを前提に考えなければならないと思っています」と話し、廃部も視野に入ることを明かした。

 日大アメフト部は18年に悪質タックルが社会問題に。21年には田中英寿元理事長の脱税事件など、不祥事が相次いだ。21年12月に田中元理事長が辞任し、22年7月に初の女性理事長として林氏が就任。「新しい日大をつくる」というモットーを掲げ、組織改革を目指していた。

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