【ラグビーW杯】松田力也「スコアできるジャパンラグビーを証明できた」キック6回全て決め完勝けん引

2023年09月10日 22:19

ラグビー

【ラグビーW杯】松田力也「スコアできるジャパンラグビーを証明できた」キック6回全て決め完勝けん引
<日本・チリ>後半、ディアンズのトライのゴールキックを確実に決める松田(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯1次リーグD組   日本42―12チリ ( 2023年9月10日    トゥールーズ )】 世界ランキング14位の日本は大会初戦で同22位で初出場のチリと対戦し、42―12で勝利。4トライ以上で与えられるボーナスポイントも獲得し、勝ち点5でD組暫定首位に立った。
 試合後、松田力也は「スコアできるジャパンラグビーを証明できた」と笑顔で語った。大事な初戦を前に「緊張はめっちゃありました。でも自分を信じて」と6回全てのキックを決めた。「どんどん相手ゾーンに入っていってトライを取ることがゲームプランだった」と明かした松田。6トライを奪い完勝発進を決め「ここからまだまだ積み上げていかなければいけない」と前を見据えた。

 日本は前半6分にトライを先取されたものの、同8分、再開のキックオフからボールを奪い返し、ゴール前のラックからSH流、ロックのファカタヴァとボールが回りトライ。SO松田がコンバージョンを決めて、すぐさま同点に追いついた。

 さらに同30分には、ゴール前スクラムから流―WTBナイカブラと渡り勝ち越しトライ。前半終了間際にもラインアウトモールからファカタヴァがトライラインに飛び込み、リードを広げた。

 後半にも今大会がW杯4度目の出場となったリーチ、CTB中村がトライを追加。終了間際にも途中出場のディアンズがチーム6トライ目をマーク。主将のNo・8姫野が左ふくらはぎの負傷で急きょ先発を外れる中、不安を払しょくする快勝を収めた。

 開催国だった前回19年大会は1次リーグを4戦全勝で勝ち抜き、史上初の8強入りを果たした日本。No・8姫野主将が左ふくらはぎの負傷で急きょ先発を外れる中、2大会連続の決勝トーナメント進出へ完勝発進を見せた。

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