【ラグビーW杯】稲垣啓太 50キャップを完勝で飾り「全ての人に感謝」次戦へ「反省、修正」点も

2023年09月10日 22:48

ラグビー

【ラグビーW杯】稲垣啓太 50キャップを完勝で飾り「全ての人に感謝」次戦へ「反省、修正」点も
<日本・チリ>前半、ファカタヴァの先制トライを喜ぶ稲垣、リーチら日本代表(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯1次リーグD組   日本42―12チリ ( 2023年9月10日    トゥールーズ )】 世界ランキング14位の日本は大会初戦で同22位で初出場のチリと対戦し、42―12で勝利。4トライ以上で与えられるボーナスポイントも獲得し、勝ち点5でD組暫定首位に立った。
 試合後、プロップの稲垣啓太は「W杯開幕戦(初戦)が50キャップということで…何かの巡り合わせを少し感じるんですけども、たくさんの人に支えていただいて50キャップを迎えることができたので本当に今まで支えてきてくれた全ての人に感謝を改めて伝えたいと思いました」と区切りの一戦を勝利で飾り、思いを口にした。

 重量級のチリとスクラムを組み「相手にプレッシャーをかけられるという感触はあった」が「プレッシャーをかけようとしてミスが出てしまった部分もあった。この先、フリーキックを与えるということが凄く致命的なミスになってくると思うので、そこはしっかりと反省、修正していきたいなと思います」と次のイングランド戦に向けて課題を示した。

 日本は前半6分にトライを先取されたものの、同8分、再開のキックオフからボールを奪い返し、ゴール前のラックからSH流、ロックのファカタヴァとボールが回りトライ。SO松田がコンバージョンを決めて、すぐさま同点に追いついた。

 さらに同30分には、ゴール前スクラムから流―WTBナイカブラと渡り勝ち越しトライ。前半終了間際にもラインアウトモールからファカタヴァがトライラインに飛び込み、リードを広げた。

 後半にも今大会がW杯4度目の出場となったリーチ、CTB中村がトライを追加。終了間際にも途中出場のディアンズがチーム6トライ目をマーク。主将のNo・8姫野が左ふくらはぎの負傷で急きょ先発を外れる中、不安を払しょくする快勝を収めた。

 開催国だった前回19年大会は1次リーグを4戦全勝で勝ち抜き、史上初の8強入りを果たした日本。No・8姫野主将が左ふくらはぎの負傷で急きょ先発を外れる中、2大会連続の決勝トーナメント進出へ完勝発進を見せた。

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