【ラグビーW杯】リーチ「勝ち点5」も目線は18日イングランド戦 「次の大一番に向けていい準備を」

2023年09月10日 22:22

ラグビー

【ラグビーW杯】リーチ「勝ち点5」も目線は18日イングランド戦 「次の大一番に向けていい準備を」
<日本・チリ>後半、リーチがトライ(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯1次リーグD組   日本42―12チリ ( 2023年9月10日    トゥールーズ )】 世界ランキング14位の日本は大会初戦で同22位で初出場のチリと対戦し、42―12で勝利。4トライ以上で与えられるボーナスポイントも獲得し、勝ち点5でD組暫定首位に立った。 【順位表
 日本は前半6分にトライを先取されたものの、同8分、再開のキックオフからボールを奪い返し、ゴール前のラックからSH流、ロックのファカタヴァとボールが回りトライ。SO松田がコンバージョンを決めて、すぐさま同点に追いついた。

 さらに同30分には、ゴール前スクラムから流―WTBナイカブラと渡り勝ち越しトライ。前半終了間際にもラインアウトモールからファカタヴァがトライラインに飛び込み、リードを広げた。

 後半にも今大会がW杯4度目の出場となったリーチ、CTB中村がトライを追加。終了間際にも途中出場のディアンズがチーム6トライ目をマーク。主将のNo・8姫野が左ふくらはぎの負傷で急きょ先発を外れる中、不安を払しょくする快勝を収めた。

 リーチは「チリのサポーターが熱いと。その中でも日本のサポーターもたくさんいて、本当に勝てて良かった。予想通りのチリだった。すごく感情もぶつけてきたので。少しはプレッシャーをかけられたが、80分通して点数もとれた。ずっとボール持ってアタックする時間が長かったが、もっと相手敵陣にいってディフェンスにプレッシャーをかけられれば良かった」と反省も口にした。次戦は日本時間18日午前4時開始のイングランド戦。優勝候補の一角にも挙げられる難敵相手に「次の大一番に向けていい準備して頑張りたい。この試合は負けられないので、気を引き締めてやっていきます」と語った。

 開催国だった前回19年大会は1次リーグを4戦全勝で勝ち抜き、史上初の8強入りを果たした日本。優勝を目標に掲げるフランスでの大舞台で、まずは2大会連続の決勝トーナメント進出を目指す。

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