安井友梨、万感の8連覇! 骨折乗り越え頂点へ「オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス」

2023年09月10日 20:35

スポーツ

安井友梨、万感の8連覇! 骨折乗り越え頂点へ「オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス」
オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス2023 163センチ超級で8連覇を達成した安井友梨 Photo By スポニチ
 ボディービルの「オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス 2023」が10日、栃木県宇都宮市の栃木県総合文化センターで開催され、ビキニフィットネス163センチ超級で安井友梨(39=ゴールドジム名古屋金山)が大会8連覇を果たした。
 歓喜に包まれた。ビキニの絶対王者として君臨する安井だが、これまでとは一味違う優勝の味に感情があふれ出た。

 昨年10月に韓国で開催されたIFBB世界フィットネス選手権のビキニフィットネスで2年連続の準優勝で銀メダルを獲得。今季は、悲願の世界一にチャレンジすることを公言していたが、今大会3週間前の先月19日、自身のインスタグラムで左足の親指を粉砕骨折したことを明かした。全治は1年と診断された。

 「ジムのロッカーを開けた瞬間、鉄の塊である15㌔のパラレルグリップが、左足の上に落ちてきました。左足指基節骨を骨折してしまい、緊急で救急病院に運ばれました」と報告。「オールジャパンが3週間後に迫っていますが、大会当日には、普通に歩くのも難しいと言わています。むしろ、大会出場は諦めて、すぐ手術が必要と、、、」と切羽詰まった状況であることを明かしていた。

 「全治には1年かかるだろうと、、、最初の病院での診断は、世界一を目指す私を奈落の底まで落とすのに十分すぎました」と苦しい胸の内を明かしつつ「それでも、絶対に3週間後のオールジャパン出場を諦められない私は、その後いくつかの病院をまわり、検査と治療を繰り返し、手術はしないで治療を続け、大会出場を目指すことにしました」と怪我を承知のうえで、大会出場を目指すことを報告していた。


◆安井友梨 主な優勝歴
JBBF オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス 2016-2022年に7連覇
JBBF フィットネスジャパングランドチャンピオンシップス 2020-2022年に3連覇

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