【柔道講道館杯】東京五輪90キロ級代表の向翔一郎 2大会連続五輪が完全消滅「気持ちが付いてこない」

2023年11月05日 14:03

柔道

【柔道講道館杯】東京五輪90キロ級代表の向翔一郎 2大会連続五輪が完全消滅「気持ちが付いてこない」
<柔道講道館杯最終日>男子100キロ級で3回戦敗退となった向翔一郎 Photo By スポニチ
 【柔道講道館杯最終日 ( 2023年11月5日    千葉ポートアリーナ )】 男子7階級が行われ、100キロ級で東京五輪90キロ級代表の向翔一郎(トーシン工業)は3回戦で熊坂光貴(センコー)に延長2分17秒、大内刈りで一本負けを喫して敗退。2大会連続での五輪出場の可能性が消滅した。
 90キロ級で出場した4月の全日本選抜体重別選手権後に階級転向した向。100キロ級の実戦は今大会が2度目で、初戦の2回戦こそ相手指導3による反則勝ちで勝ち上がったものの、3回戦では先にスタミナを切らし、延長戦の末に大内刈りに屈した。

 90キロ級での2大会連続五輪が厳しくなり、わずかな可能性に懸けた階級転向も、パリには届かなかった向。「東京五輪後から、気持ちが付いてこない。どんなキツい練習にも耐えられるが、モチベーションがないのはキツい」と苦しい胸の内を吐露した。

 それでも「辞めた後に、もうちょっとやりたかったと思うなら、やった方がいい」と現役続行予定。今後は来年4月の体重無差別で争う全日本選手権を目指すという。

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