大の里、初の連合稽古で関取衆最多の21番「自分の力が通用して充実していた」

2023年11月05日 16:10

相撲

大の里、初の連合稽古で関取衆最多の21番「自分の力が通用して充実していた」
玉鷲に胸を借りたぶつかり稽古で汗だくになる大の里 Photo By スポニチ
 大相撲の二所ノ関一門の連合稽古が5日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で3年9カ月ぶりに行われ、大関・貴景勝(常盤山部屋)、関脇・琴ノ若(佐渡ケ嶽部屋)らに加え、一門外から幕内・豪ノ山(武隈部屋)が参加した。
 二所ノ関部屋所属で今年夏場所デビューから着実に番付を上げている十両・大の里は初の連合稽古参加で存在をアピール。十両の輝(高田川部屋)、島津海(放駒部屋)、玉正鳳(片男波部屋)らと参加関取最多の21番取って16勝。立ち合いから前に圧力をかける意識で差しにもこだわらず巨体を生かした。十両では抜きん出た力を披露し「自分の力が通用して充実していた」。

 たくさん汗をかいた後にはぶつかり稽古でベテラン玉鷲(片男波部屋)の胸を借りた。玉鷲にはしっかり腰を下ろすことを指摘され、何度も転がされ苦悶の表情を浮かべたが、体じゅう泥だけになって終了。「(胸を出していただき)有り難いことです。これ(経験)を生かして頑張っていきたい。ケガをしないことが一番。本場所で力を発揮できるように」と抱負を口にした。

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