柔道男子100キロ級 植岡が連覇 大逆転でパリ切符獲得を目指す

2023年11月06日 04:25

柔道

柔道男子100キロ級 植岡が連覇 大逆転でパリ切符獲得を目指す
男子100キロ級で2連覇を達成した植岡虎太郎 Photo By スポニチ
 柔道の講道館杯最終日は5日、千葉ポートアリーナで男子の7階級が行われ、100キロ級は植岡虎太郎(日本製鉄)が5試合を勝ち抜き大会連覇を果たした。同級は来年のパリ五輪代表が決まっていない男子2階級のうちの一つ。昨年は3位だった12月2、3日のグランドスラム東京大会(東京体育館)を制し、大逆転でパリ切符獲得を目指す。
 90キロ級の実力者だった増山(パーク24)との決勝は延長戦にもつれこんだが、得意の背負い投げで一本勝ち。全5試合を技のポイントで制した植岡は「安心した。(連覇の)プレッシャーに勝ててうれしい」と笑みを浮かべた。東京五輪金メダルのウルフと飯田の一騎打ちとみられたパリ五輪代表争いだが、2人の不振でチャンスが巡って来た。「まずは優勝する。それで先が見える」と静かに闘志を燃やした。

おすすめテーマ

2023年11月06日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム