貴景勝が古傷の首の違和感で二所ノ関一門の連合稽古をキャンセル 九州場所での綱獲りに暗雲

2023年11月06日 14:47

相撲

貴景勝が古傷の首の違和感で二所ノ関一門の連合稽古をキャンセル 九州場所での綱獲りに暗雲
11月5日に行われた二所ノ関一門連合稽古で王鵬を豪快に投げる貴景勝 Photo By スポニチ
 大相撲の大関・貴景勝(27=常盤山部屋)が6日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古を休んだ。師匠の常盤山親方(元小結・隆三杉)によると、古傷となっている首に違和感を訴えているという。師匠は「部屋で体を慣らしている。福岡入りして痛めた。もう場所も近いから無理はさせないで。ケガも多いので、場所までの持っていき方には慣れている。調整して初日に合わせてくれれば」と説明した。
 連合稽古は5、6日の2日間行われ、貴景勝は5日に関脇・琴ノ若(佐渡ケ嶽部屋)らと11番取って8勝3敗だったが、相撲を取るたびに古傷の首を気にするしぐさを見せていた。

 秋場所は11勝4敗で4度目の優勝を果たし、九州場所(12日初日、福岡国際センター)では成績次第で横綱昇進の可能性も浮上する。10月の秋巡業も3日連続で幕内・朝乃山と三番稽古を行うなど順調な調整を続けていたが、場所1週間前でのペースダウンで2場所連続優勝に暗雲が立ちこめていた。

 貴景勝は大関として3度優勝しているが、過去2度の優勝翌場所はケガで途中休場している。

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