来日直後のエディー・ジョーンズ氏と一問一答…来日の目的、去就、今後のラグビー日本代表に必要なこと

2023年11月06日 21:41

ラグビー

来日直後のエディー・ジョーンズ氏と一問一答…来日の目的、去就、今後のラグビー日本代表に必要なこと
来日したジョーンズ氏 Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表次期ヘッドコーチ(HC)最有力候補のエディー・ジョーンズ氏(63)が6日夜、羽田空港到着の航空機で来日した。
 先月末に閉幕したW杯フランス大会はオーストラリア代表監督として臨むも、同国初の1次リーグ敗退を喫し、監督職は辞任が決定済み。スポニチなどの取材に応じ、来日目的は日本人の夫人と「休暇を過ごすため」と説明したが、今月中に日本協会が候補者の最終面接を行う予定で、同氏と交渉の場が設けられる可能性もある。

 ジョーンズ氏との主な一問一答は以下の通り。

 ――来日の目的は。

 「妻と休暇を過ごす」

 ――ディレクター・オブ・ラグビーを務める東京SGに合流する?

 「1週間の休暇を過ごしてから。その後については決まってない」

 ――日本代表HC候補に挙がっていることについて。

 「分からない。ノーオファーね」

 ――もしオファーが来たら?

 「未来はコントロールできない」

 ――オーストラリアの通信社AAPの取材では、再び代表監督職に就くかとの質問に「100%だ。まもなくだ」と答えていた。

 「はい。でも、(監督職の候補は)日本以外のチームもあるので」

 ――休暇は何して過ごすのか。

 「(基礎体力をアップするための)クロスフィットをするよ」

 ――日本代表のW杯フランス大会での戦いぶりをどのように見ていたか。

 「頑張っていた。でも、世界のレベルもさらに上がっている。トップチームとされるアイルランドとフランスでさえ、準決勝に進むことができなかったから」

 ――日本代表が4強入りするために必要なことは。

 「若手(の実力)を上げることが大事。日本は世界とパワーのギャップを埋めるための方法を見つけ(これまでと)違うプレーをする必要がある」

 ――27年W杯オーストラリア大会では再び代表監督として指揮したいか?

 「将来について語ることはできないし、分からない。でも、指導はしたい。今、次の(W杯に向けて)仕事を探しているところだ」

 ◇エディー・ジョーンズ 1960年1月30日生まれ、オーストラリア・タスマニア州出身の63歳。現役時代のポジションはフッカー。96年に東海大でコーチ業を開始。国代表ではオーストラリア、日本、イングランドでヘッドコーチを務め、W杯では準優勝を2度経験。現在はリーグワン東京SGアドバイザー。母が日系米国人2世で、家族は日本人の妻と1女。

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