杉浦悠太アマ7人目Vへ王手!中島らと最終組対決に「優勝したい」 ダンロップ・フェニックス

2023年11月18日 19:21

ゴルフ

杉浦悠太アマ7人目Vへ王手!中島らと最終組対決に「優勝したい」 ダンロップ・フェニックス
<ダンロップフェニックス・3日目>18番、バーディーを決め笑顔を見せる杉浦悠太(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー ダンロップ・フェニックス第3日 ( 2023年11月18日    宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71 )】 アマチュアの杉浦悠太(22=日大)が5バーディー、3ボギーの69で回り、通算12アンダーに伸ばして単独首位を守った。昨年の蝉川泰果に続く、ツアー史上7人目のアマチュア優勝の王手をかけた。
 4打差の通算8アンダー2位はB・ケネディー(49=オーストラリア)、5打差の通算7アンダー3位には賞金ランクトップの中島啓太(23=フリー)が続いた。松山英樹(31=LEXUS)は71と伸ばせず、通算5アンダーの4位となった。

 大きなバーディーだ。18番パー5。杉浦は1打目で1Wを振り抜く。残り248ヤードの第2打はピンの右5メートルにつけた。きっちりバーディー締め。2位に4打差というアドバンテージを得て最終日に臨む。「優勝したい気持ちはずっと思っていた。優勝したい」と熱い思いを隠さなかった。

 強風に多くの選手が苦しむ中、思い切りの良さと気持ちの切り替えで伸ばした。「調子がいい。どうせなら後悔しないようドライバーを振っていこう」と曲げたら苦しい林間コースで1Wを握った。連続ボギーを叩いて迎えた14番では1Wを左に曲げたが、「ティーショットが消極的になって良いスイングができていない」と自分に活を入れると、2打目で木の下を通すショットでパーセーブ。積極性を取り戻した。

 最終日はナショナルチームの先輩で仲の良い中島と同組。中島は杉浦について「後輩の仲で唯一、僕を君づけする」と苦笑いしながら「凄く明るくて楽しい」とキャラクターを明かす。一方でゴルフについては「テンポが良くてズルズル崩れない印象。自分がバーディーを取れないと追いつけない」と評した。杉浦も同組を「楽しみ」とし、「後輩に優しいし、尊敬している。プロになってからも何勝もしている」とリスペクトしている。

 18年の日本ジュニアでは中島との争いを制して、杉浦が勝っている。中島との対決にを再び勝ち、中島らに続くアマ7人目の優勝なら最高のシナリオだ。

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