織田夢海が悲願の初優勝「凄くうれしい」昨年0・01点差2位のリベンジ果たし笑顔 スケボー日本選手権

2023年11月18日 21:44

スケートボード

織田夢海が悲願の初優勝「凄くうれしい」昨年0・01点差2位のリベンジ果たし笑顔 スケボー日本選手権
初優勝を果たし、表彰式で笑顔の織田夢海(中央)。左は2位の赤間凜音、右は3位の松本雪聖 Photo By スポニチ
 【スケートボード・ストリート マイナビ日本選手権最終日 ( 2023年11月18日    東京・ムラサキパーク立川立飛 )】 来年の強化指定選手選考会を兼ねた大会は決勝が行われ、女子は織田夢海(17=サンリオ)が219・44点で初優勝。「初めて優勝できたからうれしい」と笑顔を浮かべた。
 本人が「苦手」という45秒間を自由に滑るランの1本目からフルメークし、61・46点をマーク。これで肩の荷が下りたのか、得意のベストトリックでは2本目に代名詞と言える「キックフリップ・フロントサイドフィーブルグラインド」に成功して90・18点。ガッツポーズで喜びを表現した。

 昨年はわずか0・01点差の2位。現在、パリ五輪予選ランキングでは日本勢2番手となる3位に付けており、今大会は出場が必要な立場ではなかった。それでも日本一のタイトルを求め、来月には五輪予選を兼ねる世界選手権(東京・有明コロシアム)が控える中で出場。見事に結果も残し、「これまでは2位か3位で終わっていた。今回は優勝できて凄くうれしい」と声を弾ませた。

 東京五輪は出場を逃しており、五輪への思いも人一倍強い織田。「パリ五輪には絶対に出場してメダルを取りたい」と意気込み、1カ月後の大舞台を見据えた。

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